リオで日本から得点を奪った大型FWの今 5年の時を経て再び注目される存在に

世代別ナイジェリア代表でプレイしてきたサディク・ウマル photo/Getty Images

24歳でステップアップのチャンス

2016年のリオデジャネイロ五輪で日本代表を撃破したナイジェリア代表のことを覚えているだろうか。

4-5の打ち合いの末日本は敗れたが、あの一戦で1得点1アシストと見事な活躍を見せたのが大型FWサディク・ウマルだった。

同年にはセリエA・ローマへ移籍しており、ナイジェリアサッカー界を引っ張る存在になるかと期待されていた。あれから5年。サディクは今どこにいるのか。

リオデジャネイロ五輪で4得点を挙げてチームを3位へ導いたサディクだったが、ローマへの移籍は成功とは言えなかった。レンタル移籍を繰り返すのみで、2018年からレンタル移籍したスコットランドの古豪レンジャーズでも出番がないなど苦しいキャリアに。

忘れられた存在となりつつあったが、状況が変わり始めたのはセルビアのパルチザン・ベオグラードにレンタル移籍した2019年からだ。

ここでは日本代表FW浅野拓磨とチームメイトになり、通算52試合で23得点19アシストと活躍。そして昨夏、サディクはスペイン2部のアルメリアへと完全移籍する。

そこでも得点ペースは止まらず、2020-21シーズンはリーガ2部にて20得点を記録。英『The Sun』によれば、24歳になったサディクにはドイツのフランクフルトに加え、マンチェスター・シティまで関心を寄せているという。ローマ移籍から5年が経ち、ついに才能が開花し始めている。

ナイジェリアではまだA代表での実績がなく、リオデジャネイロ五輪以降は存在感が薄い。それでも192cmのサイズを誇るサディクにはまだまだ可能性があり、年齢的にも欧州5大リーグで活躍できれば道が開けてくるはずだ。新シーズンにさらなる結果を残し、改めて世界のサッカーファンに記憶してもらえる存在となるか。

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