ベテランと若手が融合し強さを手に入れた北マケドニア パンデフとエルマスがカギとなるか

北マケドニアの中心選手であるパンデフ photo/Getty Images

オーストリアとの初戦を迎える北マケドニア

日本時間12日から開催が予定されているEURO2020。新型コロナウイルスの影響から延期となったこの大会だが、ようやく欧州サッカー界最大の祭典が行われることとなる。

既にポルトガルやフランスが優勝候補と言われており、こういった予想は大型大会での醍醐味だ。そんな一発勝負に付き物なのが、ジャイアントキリングだろう。記憶に新しいところで言えばEURO2016のアイスランド対イングランドか。そんな大番狂わせに期待が掛かるのが北マケドニア代表だ。

史上初のEURO出場となった北マケドニアだが、前線にはベテランのFWゴラン・パンデフがまだまだ現役。中盤ではナポリで成長著しいMFエリフ・エルマスが選ばれている。他にもリーズのDFエズジャン・アリオスキなど各ポジションに曲者を配置している。

そんな北マケドニアに期待してしまうのは、先日行われたカタールW杯に向けた欧州予選でドイツに白星を挙げているからだ。もちろん、ドイツもチーム作りの段階であったため、本気のドイツだったかは怪しいが、そういったまとまりのない強豪であれば倒せると北マケドニアは証明しているのだ。今回は一発勝負であり、北マケドニアにも十分勝機があると言える。

その中でも特にキーとなるのは前述したパンデフとエルマスの二人だろう。パンデフに関しては全盛期の体力はないものの、ここぞといった場面では絶妙なパスやシュートで好機を演出している。ドイツも北マケドニアに対し圧倒的なボール保持から攻め込んでいたが崩せず、パンデフを起点としたカウンターから失点を喫している。

エルマスは後方で守り切った後に中盤で時間を作ることのできる選手だ。ボールキープ力や判断力に長けているプレイヤーであり、後方とパンデフを繋ぐ中継地点のような役割を果たすことができる。また、ドリブルを駆使して自身で運ぶことも可能だ。

このようにベテランと若手がうまく融合し、強豪ドイツを破っている北マケドニア。予選の組み合わせはオーストリア、ウクライナ、オランダと比較的易しいグループに入っており、決勝トーナメント進出の可能性も十分に考えられる。

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