ナーゲルスマン戦術にピッタリな20歳? バイエルンが狙うチェルシーの若手は

今季はトゥヘル監督の下でWBとしてもプレイしたハドソン・オドイ photo/Getty Images

新体制での来季に向けてドイツ王者が動き出す

来季からユリアン・ナーゲルスマン監督がチームを率いることとなったバイエルン・ミュンヘンだが、彼らはその新体制に向けて今夏どのような補強を敢行してくるのだろうか。欧州屈指の若手指揮官が求める新たなピースは、今から気になるところだ。

そんななかで、ナーゲルスマン監督は自身の師匠が率いるチームからも選手を補強することとなるかもしれない。英『Daily Mail』によると、バイエルンはチェルシーに所属するMFカラム・ハドソン・オドイ(20)の獲得に興味を示しているという。

今季はリーグ戦23試合に出場したハドソン・オドイ。あまり多くのプレイタイムを得られたわけではなかったが、トーマス・トゥヘル監督の下では本職の前線だけでなくウイングバックとしても存在感を示した。3バックシステムでも使いやすくなった同選手だけに、様々なシステムを併用するナーゲルスマン監督の目に留まった可能性は低くない。
加えて、トゥヘル監督はアウクスブルク時代に同監督を指導者への道へと誘った存在。信頼するドイツ人指揮官の下でプレイしていた選手だけに、今季は自身のものと似た哲学のもとでプレイしていた可能性もある。チームへの順応が難しくなさそうな点も、バイエルンがハドソン・オドイを狙う理由のひとつかもしれない。

そんなハドソン・オドイだが、はたしてバイエルンはこの20歳のサイドプレイヤーを確保することができるのか。今季レロイ・サネが思うような活躍を披露できなかったとあって、前線での活躍にも期待が持てる20歳はぜひとも確保したいところだ。

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