躍進したリーズを支えたブラジリアンドリブラー その切れ味はプレミアトップクラス?

初年度から素晴らしい活躍を見せるハフィーニャ photo/Getty Images

2024年までの契約となっているハフィーニャ

プレミア昇格初年度は9位でフィニッシュすることとなったリーズ・ユナイテッド。名将マルセロ・ビエルサが指揮官ということもあり、大きな期待を寄せられていたチームだが、この順位は見事な結果だと言える。そんなリーズを攻撃の中心人物として引っ張る存在となったのが、MFハフィーニャだろう。

ポルトガルでキャリアをスタートさせたハフィーニャはフランスのレンヌに渡り、今季からリーズに在籍している。移籍当初はスペイン代表のロドリゴ・モレノの加入もあり、注目度はそこまで高くなかった同選手だが、ここまで6ゴールと素晴らしい成績を残している。

そんなブラジル人レフティの特長は右サイドからの鋭いカットインであり、マンチェスター・シティ所属のリヤド・マフレズのようなドリブラーである。

23日に行われたWBAとのリーグ最終節に先発を果たしたハフィーニャ。この日も右サイドにポジションを取り、圧倒的なドリブルスキルで敵陣深くまで攻め込み、好機を演出していた。左足のキック精度が高い選手であり、セットプレイ時のキッカーを務める同選手は右サイドのコーナーキックから高精度のクロスを供給。ロドリゴの先制点をアシストしている。また、守備では最終ラインまで戻ってのプレスバックと積極的に守備参加をしており、チームへの貢献度は高いと言える。

このようにチームを攻守で支えているハフィーニャ。リヴァプールへの移籍の噂がある同選手だが、来季のリーズでの活躍に期待したい。

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