気迫の男、菊池流帆 マリノス相手に見せたハイレベルな対人性能

対人で強さを見せる菊池 photo/Getty Images

神戸では欠かせない存在となっている菊池

ここまでリーグ戦5位と上々の成績を残している神戸だが、その勢いが失われつつあるのかも知れない。先日行われたサンフレッチェ広島戦では勝利を収めたものの、4月7日の大分トリニータ戦以来の白星と連勝できていないのだ。守備陣はここまで12失点と5番目に少ない数字を挙げており、攻撃陣にはもう少し頑張って欲しいものだ。その中でもセンターバックとしてチームを支えているのが菊池流帆だ。

2019年にレノファ山口でキャリアをスタートさせた菊池は次の年に活躍の場を神戸に移した。加入初年度は14試合の出場にとどまったが、2年目となっている今季はここまで第4節名古屋戦を除いた全リーグ戦に出場しており、チームで不動の地位を築いている。

彼の特長を挙げるとすればやはり対人性能の高さだろう。身長188cmの長身も彼の魅力の一つだが、気迫のこもった1対1は非常に見応えがある。

9日に行われた横浜F・マリノス戦では元アーセナルのトーマス・フェルマーレンとセンターバックでコンビを組んだ菊池。対峙した前田大然やエウベルとのデュエルが何度も見られたが、ほとんどは菊池が制していた。また、後半71分には加速したエウベルに対し、フィジカルの強さを見せた菊池がデュエルに勝利しており、事なきを得ている。相手に先制点を与えていただけに、終盤でのこの強さを見せる菊池の存在感は大きいだろう。データサイト『Sofa Score』によれば菊池のデュエルの勝利数はセルジ・サンペールに次ぐ4となっており、高い数字を記録している。

この試合ではパスミスからあわやピンチとなりかけたが、ボールを運べるセンターバックという点も評価できるポイントだ。神戸も後方からの繋ぎを意識しており、ディフェンス力があり、足元の技術が安定している菊池の存在は重宝するだろう。

まだ、24歳と若くこれからの成長に注目が集まる菊池。今後は国内にとどまらず海外での活躍に期待したい。

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