ナポリで定位置掴むバカヨコ 今後の課題は積極的な組み立てか

中盤での守備が光るバカヨコ photo/Getty Images

モナコでの活躍が懐かしいバカヨコ

2016-17シーズンのチャンピオンズリーグ決勝トーナメントでマンチェスター・シティやボルシア・ドルトムントらを倒し、準決勝に駒を進める快挙を成し遂げたASモナコ。また、リーグ戦ではパリ・サンジェルマンの5連覇を抑えて17年ぶりの優勝を果たすなど、絶好調なシーズンとなった。

好調であった要因としては、キリアン・ムバッペやベルナルド・シウバといった現在メガクラブで活躍中の若手がチームに揃っていたことであり、ティエムエ・バカヨコもその一人である。

189cmと大きな体躯やボール奪取に定評のある守備を買われてチェルシーに移籍するも、思うようにいかずミランやモナコでの期限付きでの移籍を経て今季からナポリに在籍している。

ナポリでも中盤での高い守備力を買われ、今季は公式戦34試合に出場する主力ぶりを見せている。

大勝となったラツィオ戦でもファビアン・ルイスとボランチでコンビを組む先発での出場となった終盤での交代でベンチに下がったが、定評のある守備はさすがの一言。ディ・ロレンツォに次ぐ5回のタックル成功数を記録するなど、中盤でのフィルター役として活躍した。

また、ボール奪取後は複数人に囲まれても失わない冷静さを兼ね備えており、素晴らしいと言えるが、反面そこからの展開はあまり良いとは言えない。

ボール奪取後はほとんどの場面で近くのルイスにゲームメイクを任せており、組み立てにはあまり参加していなかった。中盤での組み立てに強みはあるルイスに任せる分担制は悪くないが、ルイスにマークが集中すれば一気にナポリの攻撃が機能不全に陥ってしまう可能性がある。

ラツィオ戦ではそういうシーンは見られなかったが、今後は対策されるだろう。ナポリで出場機会を得ているだけに、組み立てを今後の課題として改善に取り組んでもらいたい(データは『WhoScored.com』より)。

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