レヴァンドフスキを上回る“88分に1ゴール”の得点ペース 絶好調のフェラン・トーレスがバルセロナ1番手FWになる時

バルセロナでプレイするフェラン photo/Getty Images

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ベティス戦ではハットトリック

バルセロナにとっては嬉しいサプライズだろう。昨季までセンターフォワード1番手はロベルト・レヴァンドフスキのものだったが、今季は開幕からFWフェラン・トーレスが絶好調だ。

フェランは先日行われたラ・リーガ第15節のレアル・ベティス戦でハットトリックを記録し、チームの5-3勝利に貢献。これで今季リーグ戦得点数は11ゴールとなり、早くも昨季自身が記録したリーグ戦10ゴールの数字を超えた。

チャンピオンズリーグの方でも2ゴールを奪っていて、ここまでフェランは全コンペティション合わせると19戦13ゴール1アシスト。88分に1ゴールのペースでネットを揺らしていて、これはライバルとなるレヴァンドフスキを超えるペースだ。
レヴァンドフスキもリーグ戦12試合の出場で8ゴールと結果を出しているが、今季は筋肉系の故障で離脱していた期間があった。鉄人タイプの選手ではあるが、37歳を迎えてフル稼働が難しくなっているのは確かだ。

その中でフェランがライバルとして伸びてきたのは好材料で、今後はリーグ戦とCLでフェランVSレヴァンドフスキのライバル対決が加速していくことになるだろう。

フェランは過去に批判を浴びたこともあるが、スペイン『Mundo Deportivo』のマルカル・ロレンテ記者は「彼は批判を今回のハットトリックに変え、自信、ハングリー精神、集中力でチームを牽引してみせた。これこそタイトルを勝ち取るためのメンタリティであり、ベティス戦でそれを発揮してくれた」と絶賛する。

今やレヴァンドフスキから1番手の座を奪う勢いで、指揮官ハンジ・フリックにとっては嬉しい悩みだ。



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