黒星を喫しペップ・シティに差を縮められたアーセナル 「慌てる必要はない」とマンUOBがアドバイス

アーセナルのアルテタ photo/Getty Images

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勝ち点2差

プレミアリーグ第15節アストン・ヴィラ対アーセナルの一戦は、2-1でホームチームに軍配が上がった。

ヴィラが先制点を挙げ、一時はアーセナルが追い付くも、後半アディショナルタイムにエミリアーノ・ブエンディアのゴールでヴィラが一歩リード。そのまま試合は終わり、アーセナルは8月のリヴァプール戦以来の黒星となった。

同節にはマンチェスター・シティがホームでサンダーランドを3-0で撃破。勝ち点3を積み上げ、首位アーセナル(勝ち点33)との差を2ポイントにまで縮めている。
今季のシティは開幕3試合で1勝2敗とスタートダッシュに失敗したが、徐々にチームの最適解を見つけつつある。

シティが追い上げる状況に対し『Sky Sports』ではマンチェスター・ユナイテッドのOBであるギャリー・ネヴィル氏が、まだ焦るタイミングではないと持論を展開した。

「もし私がアーセナルの監督なら、この状況でパニックになったりはしない。(シーズンの中で)1、2試合は負けるだろうし、それは仕方ない。他の多くの試合では勝つことができる」

「マンチェスター・シティが勝ち点2差に迫ってきたが、アーセナルにとっては最も厳しい1週間だった(アウェイでチェルシー、アストン・ヴィラ、ホームでブレントフォード)」

「マンチェスター・シティもシーズン中に同じように厳しい1週間を迎える時が来る。シティとペップ・グアルディオラの存在を感じているのかもしれないが、慌てる必要はない」

ネヴィル氏が語るように、アーセナルだけでなくシティも今後厳しい日程が控えている。現状では怪我人は少ないものの、ここのところスタメンの固定化が目立っており、誰かが負傷すれば大崩れする可能性もある。

特にアンカーのポジションは手薄で、現状の戦力はニコ・ゴンザレスのみ。マテオ・コヴァチッチは手術の影響で復帰は春先と伝えられており、ロドリの復帰も時間がかかる。

12月に入り、ここから厳しいスケジュールが予定されているプレミアリーグ。シーズン終了時にリーグトップに立っているのはどのクラブになるのだろうか。

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