ユーヴェ&バルサが手を挙げた? 今夏ミランの主将が向かうのはどこだ

今夏移籍の噂が浮上しているミランのロマニョーリ photo/Getty Images

状況を整理すると、最有力候補が見えてくる

はたして来季、ACミランの主将はどこでプレイすることとなるのだろうか。昨季まで同クラブの守備陣を統率していたセンターバックに、今夏のマーケットにおける移籍の噂が浮上している。

その選手とは、イタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリ(26)だ。昨季は公式戦39試合に出場し、優れたリーダーシップを武器にロッソネリの最終ラインを束ねていた同選手。しかし、2020-21シーズンは怪我の影響もあって開幕から出遅れたうえに、復帰後のパフォーマンスもどこか不安定さが垣間見える。今冬ミランはチェルシーからフィカヨ・トモリをレンタルで獲得した影響もあって、現時点におけるロマニョーリの存在感は以前と比べて希薄なものになってしまったと言っていいだろう。

そういった状況もあって、ロマニョーリには今夏他クラブへ移籍するのではないかと現地で盛んに報じられている。伊『calciomercato』によると、現在その有力候補として挙がっているのはユヴェントスとバルセロナの2クラブ。ユヴェントスはジョルジョ・キエッリーニやレオナルド・ボヌッチの高齢化に伴って最終ラインの若返りを望んでおり、一方のバルセロナは今夏の放出候補となっているサミュエル・ウムティティに代わるCBを探しているとのこと。そんななかで、まだ若いロマニョーリは両クラブにとって理想的な存在だったというわけだ。

そんな、周囲が少しずつ慌ただしくなってきているロマニョーリ。いったい、来季はどこでプレイすることとなるのだろうか。ミラン残留の線も捨てがたいが、ロマニョーリの代理人を務めるミーノ・ライオラ氏は同選手の来季年俸として700万ユーロ(約9億1300万円)もの額を要求しているとされる。これほどの大金を投じてまでロマニョーリを残す理由は、残念ながら今のミランにないだろう。

となると、残される選択肢は移籍だ。そうなれば、可能性が高いのはユヴェントスの方か。バルセロナはウムティティを放出しても、まだジェラール・ピケやクレマン・ラングレ、ロナルド・アラウホ、オスカル・ミンゲサといった選手が来季の戦力として計算できる。さらに、以前からマンチェスター・シティのエリック・ガルシアの獲得に動いているとの噂も。そうなれば、キエッリーニやボヌッチの後継者として一定の出場機会が見込めそうなユヴェントスに移籍というのが自然な流れかもしれない。

加えて、ユヴェントスがロマニョーリを獲得することとなれば、同クラブはミランにMFフェデリコ・ベルナルデスキをトレード要員として差し出す構えだという。今夏移籍市場で右サイドのアタッカーと左サイドバックの補強が急務と言われるロッソネリ。いずれのポジションでもプレイできるベルナルデスキは、彼らにとって喉から手が出るほど欲しい人材なはずだ。こうしてみると、クラブもロマニョーリのユヴェントス行きを支援する可能性は高そうだ。

ミラン主将の周囲に渦巻く移籍の噂。現時点ではユヴェントス行きが有力と考えられるが、はたして今後この話はどう転んでいくのだろうか。2021年の夏は、ロマニョーリのキャリアにとって1つのターニングポイントとなるかもしれない。

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