決定機4本を阻止した守護神 好セーブ連発のリヴァプールGKは復調なるか

攻守で失点を防いだアリソン photo/Getty Images

好セーブでチームを救う

リヴァプールは、プレミアリーグ第32節でリーズと対戦。31分にサディオ・マネのゴールで先制するも、87分に同点に追いつかれ1-1とドローに終わった。結果としては勝ち点3を逃した形となったが、リーズに幾度となくゴールを脅かされるものの、リヴァプールの守護神・アリソン・ベッカーが立ちはだかった。

アリソンはこの試合で、リーズの決定機を何本も防いだ。0-0の23分には、ファビーニョのパスミスからパトリック・バンフォードに抜け出され1対1となるも、シュートは身体で防ぐ。1点を先制した68分にもタイラー・ロバーツに左サイドを崩されると、最後はジャック・ハリソンにシュートを打たれるも左足でストップ。76分には中央で完全にフリーになったロバーツがゴールに迫るものの、アリソンが阻んだ。

最終的に失点してドロー決着となったが、失点もCKからでアリソンにはノーチャンスだった。またアリソンはこの試合で4本のセーブを記録し、全てが決定機阻止であった。そのため、アリソンのセーブがなければ失点を重ねて敗れていた可能性もあるだろう。
一時期の低調なパフォーマンスを脱し、復調傾向にあるアリソン。GK版のバロンドールとも言われるヤシン・トロフィーを獲得した実力は伊達ではない。この試合はドローとなってしまったが、トップ4でフィニッシュするためにはアリソンの活躍は必要不可欠だ。

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