新潟から帰還した桜の戦士は開花なるか 終始得点への期待を抱かせた中島元彦

存在感を示した中島(写真は横浜FM戦)photo/Getty Images

後半開始から途中出場となった中島

明治安田生命J1リーグの第10節でセレッソ大阪は、浦和レッズと対戦した。丸橋祐介の得点を得点を最後まで守り抜いたC大阪が1-0で勝利。この試合、もっとも得点への期待を抱かせたのは後半から投入された中島元彦だった。

中島はスコアレスの後半頭から西川潤に代わって途中出場。左サイドで積極的な飛び出しから決定機をつくる。キックの精度も高い中島は、FKのキッカーも務め、72分には直接FKを狙うもGKにキャッチされる。さらに76分、右サイドからカウンターになると最後はクロスにジャンピングボレーで合わせるものの、枠を外れてしまう。84分にも右サイドのクロスにヘディングで合わせて、浦和ゴールを脅かした。

GKキム・ジンヒョンからのパスをトラップすると、相手2人に付かれながらもフェイントでかわして前を向くなど技術の高さも披露。追加点こそ奪えなかったが、45分間で期待感を持たせるプレイを見せつける。この試合チーム最多となる3本のシュートを放ち、決定機を創出。本来は右サイドのプレイヤーではあるが、逆サイドでも存在感を発揮。坂元達裕がけがで離脱し、西川潤とポジションを争う今、途中出場からC大阪のギアを上げるプレイでアピールできただろう。

中島はC大阪U-18からトップチームへ昇格し、今季4年目の21歳。2019年にはJ3のC大阪U-23で9得点を記録する。昨季は夏にアルビレックス新潟へレンタル移籍すると、35試合に出場して5得点を決めた。新潟ではサイドだけでなくボランチやFWで起用されており、実力をつけてC大阪へ帰還した。J3とJ2で培われた経験を武器に今季、J1の舞台で勝負する。

途中出場ながら攻撃のアクセントを加え、得点への期待を抱かせた中島。しかし定位置確保には結果を残すことが第一である。今節、決定機を外してしまったシーンでネットを揺らすことができれば、スタメン起用も十分あるだろう。C大阪のサイドハーフでのポジション争いが今後も楽しみだ。

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