“ランパード&ドログバ”と同じ領域へ チェルシーで伸びるNEXTレジェンド候補

チェルシーで絶対的な地位を確立しているマウント photo/Getty Images

22歳でもうチームの中心に

いずれはフランク・ランパードやディディエ・ドログバ、ジョン・テリーのような存在になることもできるのか。少々気は早いかもしれないが、チェルシーで躍動する22歳のテクニシャンにそんな期待を抱いている人も決して少なくはないだろう。

その22歳とはイングランド代表MFメイソン・マウントだ。ランパード前政権時に同監督の“秘蔵っ子”としてチェルシーにレンタルバックしてきた若者は、トーマス・トゥヘル政権に以降した後もブルーズを力強く牽引している。一時は「ランパードのお気に入り」なんて声もあったが、今や誰もが認めるチェルシーの中心選手だ。

現地時間17日に行われたFA杯準決勝のマンチェスター・シティ戦でも、マウントは多くの場面で攻守にわたって印象的なプレイを見せた。得点やアシストを記録することこそなかったが、決勝点をアシストしたFWティモ・ヴェルナーに素晴らしいスルーパスを供給したのも彼。チームトップタイとなるドリブル突破数(3回)に加えて、前線の選手ながらタックル数も3回(成功率100%)を記録し、勝利の立役者の一人に。70分でピッチを退いたものの、その存在感は間違いなく大きかった。

たとえどんな試合でも、常にチーム最高級のパフォーマンスを披露するようになったマウント。この調子を今後も継続できるようであれば、数年後にクラブのレジェンド的な地位も目指せるようになってくることだろう。クラブOBのジョー・コール氏も、マウントはいずれチェルシーの伝説になる可能性を秘めていると次のように語る。

「私は今季のメイソンにとても感銘を受けているよ。私はアメリカから帰ってきた際に一度だけ一緒にトレーニングをしたことがあるんだけど、その冒頭10分だけで彼は特別な存在だと感じたよ。どうしてみんな気づくのがここまで遅れたのか、私には到底理解できなかった。でも、今では周りもきちんと彼の価値を理解していて、とても満足しているよ。あまりプレッシャーはかけたくないんだけど、この調子で成長できれば彼はチェルシーの歴史上でもトップの選手となるだろう。メイソンはそのために必要なものをすべて備えていると思う」(英『talkSPORT』より)

J・コール氏が見込んだとおり、今ではチェルシーにおいてまさに“特別な存在”となっているマウント。ランパードやドログバと比較するには時期尚早と言えるかもしれないが、それだけの期待をかけるに値する選手であることは間違いない。まだ先は長いが、はたしてマウントは将来的にブルーズでレジェンド級の選手となることができるのか。22歳の若者が歩む未来がどのようなものになるのか、今から楽しみでならない。

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