ドルトムントはまた育ててしまうのか 次なる原石は“19歳”のウインガー

シュツットガルト戦でプロ初ゴールを挙げたクナウフ photo/Getty Images

まるでタケノコのように次々と……

ジェイドン・サンチョ(21)、アーリング・ハーランド(20)、ジョバンニ・レイナ(18)、ユスファ・ムココ(16)……。すぐ思い浮かぶだけでもこれほど多くの優秀な若手がいるにもかかわらず、またドルトムントに新たなヤングスターが登場している。今季はここまでブンデスリーガで5位に甘んじているドイツの黄色軍団だが、育成に関する明るい話題は2020-21シーズンも尽きない。

その新たなヤングスターというのは、2002年生まれのU-19ドイツ代表FWアンスガー・クナウフ(19)だ。左右のウイングを主戦場としており、今季セカンドチームのリーグ戦では22試合に出場して7ゴール6アシストを記録していた同選手。昨年12月に行われたチャンピオンズリーグGL第3節のゼニト戦でトップデビューを果たし、ムココと共にドルトムントでその将来を嘱望されている。

そんなクナウフがついにプロ初ゴールを記録した。それも最高の場面で、だ。現地時間10日に行われたブンデスリーガ第28節のシュツットガルト戦に67分から途中出場を果たした同選手。MFマルコ・ロイスに代わってピッチに入ると、13分後にその瞬間は訪れた。

2-2のタイスコアで迎えた80分、バイタルエリアでハーランドからの横パスを受けたクナウフは、そのままドリブルでPA内へと侵入。少し進んだところで相手に行く手を阻まれるも、そこからこの19歳は豪快に右足を振り抜く。少し遠めの位置ではあったものの、抑えの効いたコントロールショットは相手GKの脇を抜いてゴール右隅に突き刺さった。

これがクナウフのプロ初ゴール。チームを勝利に導く一撃で、19歳はド派手な一歩目を踏み出すこととなったのだ。これにはかつてバイエルン・ミュンヘンなどで活躍したローター・マテウス氏も「本当に素晴らしいゴールだった。一体どうやってシュートを打ったのか分からないほど、良い得点だったよ。これは相当な自信になるはずだ」(独『Sky Sport』より)と舌を巻く。

そのほかにもこのクナウフの活躍については、SNS上で「サンチョの後釜がもう見つかった」、「クナウフとムココが組む前線が今から楽しみ」、「ドルトムントのアカデミーはシャルケより強いんじゃないか?」といったファンの声も見受けられる。本当に次から次へと新たな若き才能が出現するドルトムント。次なるブレイク候補は19歳のウインガーだ。

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