イングランド代表の中盤は10年安泰か 17歳の新星がドルトムントを攻守に支える

マンC戦でのゴールが認められなかったベリンガム photo/Getty Images

ドルトムントの中盤を支える若き中心選手

ドルトムントは7日に行われたマンチェスター・シティとのUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝の1stレグを1-2と敗戦。しかしこの試合で注目を浴びたのはシティを終盤まで追い詰め、幻となったゴールを奪ったドルトムントのジュード・ベリンガムだ。17歳の新星が、将来のイングランド代表の中心人物の1人になるだろう。その可能性を今試合で十分に示した。

ベリンガムはこの試合にボランチでスタメン出場。0-1で迎えた37分、GKエデルソンが飛び出したところにベリンガムがボールを奪ってネットを揺らす。しかし、エデルソンとぶつかったプレイがファウルを取られてゴールは認められず。その後ドルトムントは同点に追いつくものの、終了間際に失点し、1-2で敗れた。

同点弾が幻となったベリンガムだが、90分間攻守に渡ってチームを支えた。同点ゴールでもベリンガムのパスを起点に得点を奪うなどチームに貢献。CLでは9試合に出場し、『UEFA.com』によるとパス本数はチームトップの「326」本、成功率は88%を記録。またタックル数も「17」と守備でもドルトムントの中盤を支えている。17歳とは思えぬ堂々としたプレイで欧州の大舞台のピッチを戦い抜いている。

ベリンガムについて、英紙『Daily mail』にて元イングランド代表のオーウェン・ハーグリーブス氏もコメント。「彼のオールラウンドなプレイはとても良い。彼はプレイしながら成長している。ベリンガムはすでにスターであり、短期間で素晴らしいプレイヤーの1人になる」と称賛した。「ベリンガムはガレス(・サウスゲイト)のためにEUROで活躍できるだろう」と6月に行われるUEFA EURO 2020でのプレイも期待している。

ベリンガムは2003年生まれの17歳。昨季バーミンガム・シティでキャリアをスタートさせ、今シーズンからドルトムントへ移籍する。CL第1節のラツィオ戦ではイングランド史上最年少でのCL出場を果たすと、昨年11月にはイングランド史上3番目の若さで同国代表デビューを飾った。ドイツで躍進するベリンガムの次なる目標はイングランド代表への定着だ。若い彼がドイツで得た経験値をイングランドに還元して、攻守両面でチームの中心となる。17歳でもベテランのようにプレイするベリンガムが、将来のイングランド代表の中盤を長く支え続ける選手になるだろう。

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