158試合も“途中出場”するMF リヴァプールで働き続ける陰の実力者 

様々な役割をこなすミルナー photo/Getty Images

地味でも重要な存在

今のリヴァプールには、常にチームのために体を張ってくれる頼れるベテランがいる。MFジェイムズ・ミルナーだ。

バイエルンからやってきたチアゴ・アルカンタラ、守備職人として評価を高めるファビーニョらと比較すると話題に上がる機会は多くないが、ミルナーは指揮官ユルゲン・クロップから常に信頼されてきた。

中盤を本職としながら、サイドバックをはじめとしたさまざまなポジションをこなすユーティリティ性がある。マンチェスター・シティ時代には、最前線のストライカーとして起用されたこともある。派手なテクニックはないが、35歳になった今でも運動量は圧巻だ。調子の波が少ない選手であり、指揮官としては計算しやすい。

今季は主にバックアッパーとしてチームを支えており、15日に行われたウォルバーハンプトン戦でも途中出場からチームの勝利に貢献した。

データによれば、ミルナーはこれがプレミアリーグで158試合目の途中出場だった。かつてリヴァプールやストーク・シティで活躍した元イングランド代表FWピーター・クラウチが持つプレミアリーグ記録に並んだことになり、近いうちに塗り替えることになるだろう。

クラウチの場合は高さがあるため、得点が欲しい時に投入されてきた。対してミルナーは守備固めなど、もう少し地味な役割だ。それでも、ミルナーはその万能性を活かしてマンチェスター・シティやリヴァプールで活躍を続けてきたのだ。これも偉大な記録の1つと言えよう。

今季もプレミアリーグでは20試合に出場しているが、プレイタイムは743分と多くない。それでも、ミルナーはプレイタイムだけでは語れない重要な存在なのだ。今後もクロップからあらゆるシチュエーションで声をかけられることだろう。

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