アヤックスからまたも若き才能が流出する 今度は19歳の万能FWが退団へ

今季アヤックスのトップチームでも出番を得ていたブロビー photo/Getty Images

今季終了時までの現行契約を延長できず

オランダの強豪から、立て続けに才能ある若きストライカーがドイツへ向かうこととなるのか。今冬移籍市場にて、下部組織の有望株FWジュリアン・ライコフ(16)をドルトムントに引き抜かれたアヤックス。将来有望なアタッカーの流出は、同クラブにとって間違いなく大きな痛手と言えるだろう。

しかし、そんなライコフに続き、今夏にもアヤックスは未来あるヤングストライカーを手放すこととなる。同クラブは現地時間3日、今季トップチームでも公式戦6試合に出場しているFWブライアン・ブロビー(19)の今夏退団を発表。左右両足の精度が高く、空中戦にも強い万能FWとして期待されていたが、本人に今季限りで満了を迎えるアヤックスとの現行契約を延長する意思はなかったようだ。

「とても残念だよ。我々は彼に残留してもらえるように、あらゆる努力をした。だが、彼は夏以降に別のクラブでプレイすることを選んだ。本当に残念なことだが、ブライアンはまだ我々と共にいる。彼が必要な場合は、監督が起用するだろうね」

蘭『De Telegraaf』によると、アヤックスのディレクターを務めるマルク・オーフェルマルス氏は、このブロビーの退団決定に関してこのようにコメントしている。同氏の言葉通り、アヤックスとしては大変残念な気持ちが強いだろう。なにしろ、2010年から手塩にかけて育ててきた逸材だ。ようやくトップでモノになろうとした瞬間の退団。ショックは大きいに決まっている。

しかし、ファンとして気になるのは、ブロビーがアヤックスを退団した後にどこへ向かうかだ。オランダの強豪が大事に育てた逸材FWが、突如として市場に放り出されることとなるのだから争奪戦は必至だろう。だが、ブロビーの行き先はすでに決定しているのか。独『Sport 1』によると、ドイツ・ブンデスリーガのRBライプツィヒがこの19歳を獲得することが濃厚となっているようだ。どうやら同クラブは、ライコフを獲得したドルトムントとの争奪戦を制した模様。若い選手が数多く躍動するライプツィヒに、また新たなヤングスターが加わることとなりそうだ。

若手育成の名門とされながらも、ここのところクラブの次世代を担うはずだったビッグタレントの流出が目立つアヤックス。はたして、MFフレンキー・デ・ヨングやDFマタイス・デ・リフトのように、同クラブでブレイクしてからビッグクラブへ向かう若者というのは今後減少していってしまうのだろうか。近年、移籍の低年齢化が急速に進むサッカー界で、オランダの強豪が苦戦を強いられている。

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