マンUで暴れるベテランFWを称えるべし ゴールに絡み続ける恐怖の“33歳”

今季マンUに加入したカバーニ photo/Getty Images

シアラー氏も絶賛する百戦錬磨のストライカー

「彼のおかげで、チームはまた別の次元に到達できるようになった」。これは先日、マンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォードが、今季チームに加入したFWエディンソン・カバーニについて語った言葉だ。たしかに、このベテランストライカーはこれまでの攻撃陣になかった要素をマンUにもたらしてしている。

凄まじいゴールへの執着心を持ちつつも、時には中盤まで降りてパスを出す側にも回ることができるカバーニ。それほど出場機会が多いわけではないものの、とにかく得点へ絡むベテランFWはここまでリーグ戦9試合(295分)に出場して早くも3ゴール2アシストをマークしている。得点に絡むペースを計算すると、59分ごとに1点というのだから驚きだ。途中出場からいきなり結果を出す試合も多く、まさに“ゲームチェンジャー”と呼ぶにふさわしい選手だろう。

そんなマンUにおいて早くも重要な存在となったカバーニを、プレミアリーグのレジェンドであるアラン・シアラー氏も絶賛する。英『Manchester Evening News』によると、同氏はこのウルグアイ代表がピッチ内外で赤い悪魔にもたらした影響は計り知れないと主張。次のように自身の見解を語っている。
「カバーニの加入によって、ラッシュフォードやグリーンウッドといった選手には素晴らしい影響があるだろう。ロッカールームにおける振る舞いなど、若い選手は見習うものが多い。リスペクトをして、学ぶべきだね。プレイそのものもワンダフルだ。今季彼が途中出場からゲームの流れを変えた試合は少なくない。獲得が決まった時にはその年齢を心配する声もあったけど、今ではそんな雑音も全く聞こえなくなってきたね」

周囲の雑音を自らのプレイで振り払うことに成功したカバーニ。はたして、マンUの攻撃陣を変えたベテランFWは今後あとどれだけ赤い悪魔を勝利へと導くゴールを決めるのか。貪欲に得点へ絡み続ける33歳の躍動からは、今後も目が離せない。

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