今季アーセナルは最高でも“6位”止まり? 「トップ4入りは不可能だろう」

復調の兆しも見えるアーセナルだが…… photo/Getty Images

クラブOBからは厳しい意見

2020-21シーズン、イングランド・プレミアリーグで苦戦を強いられているアーセナル。直近のリーグ戦2試合でなんとか白星を手にしたはいいものの、現時点での順位はまさかの13位となっている。開幕前には優勝争いに絡むことも期待された彼らだが、ここまでは満足いくパフォーマンスを披露することができていない。

しかし、こうなってしまったからには開き直るしかないだろう。まず目指すべきは一桁順位。名門クラブの目標としてはあまりに悲しすぎるかもしれないが、一歩ずつ確実に昇っていくしかない。この意識を継続できれば、昨季後半戦に巻き返して3位に食い込んだマンチェスター・ユナイテッドのような逆襲劇を披露することも可能かもしれない。

だが、そんななかで「アーセナルが今季プレミアでトップ4入りを果たすことは絶望的」と強く主張する人物がいる。それはクラブOBの元イングランド代表MFレイ・パーラー氏だ。チェルシーとウェストブロムに連勝し、シーズン後半戦に向けて希望の光が見えたところで年越しとなったアーセナルだが、同氏は2020-21シーズンの古巣に対してかなり悲観的な意見を寄せている。
「アーセナルが今季トップ4に入ることは不可能だろう。彼らは現時点であまりにも後れを取っている。ここから順位を上げるには、障害が多すぎるよ。もちろん可能性がないわけではないが、私は今の彼らに希望を見出すことができない。個人的な意見だが、アーセナルより優れていると思うチームはすでに4つある。おそらく、最もうまくいったとしても6位あたりが限界だろうね。それを成し遂げるためにも、ビッグクラブとの対戦がない今後のリーグ戦4試合は絶対に勝っておかねばならないよ」

英『talkSPORT』に対して、古巣へこのように厳しい意見をぶつけたパーラー氏。はたして、今季のアーセナルは最終的にプレミアリーグを何位でフィニッシュすることとなるのだろうか。スタートダッシュに躓いた名門の逆襲には期待したいところだが……。

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