決定機でのミスはリーグ4番目に多い“8回” ペース上がらぬチェルシー新エース

チェルシーのヴェルナー photo/Getty Images

本来の実力はこんなものではない

まだプレミアリーグの環境に100%適応できたわけではないのか。チェルシーの新エースになかなかゴールが生まれない。

本領を発揮できずにいるのは、今夏ライプツィヒからやってきたFWティモ・ヴェルナーだ。爆発的なスピードを持つヴェルナーの得点力はブンデスリーガで証明されており、プレミアリーグでも1シーズン目から20得点を狙えるのではとの期待もあった。しかしここまでは15試合に出場して4得点に留まっている。20得点どころか10得点も怪しいのが現状だ。

チェルシーは26日に行われたアーセナル戦を1-3で落としてしまったが、このライバルとの一戦でもヴェルナーは得点を奪えなかった。左のウイングでプレイしていることも1つの理由かもしれないが、それでもシュートチャンスそのものはある。

ヴェルナーはここまでプレミアリーグで38本のシュートを打っており、これはレスター・シティFWジェイミー・バーディと全く同じだ。しかし得点数はヴェルナーが4点、バーディの方は11得点も奪っている。バーディはPKも担当しているものの、やや気になる差ではあるか。

さらに興味深いのが、決定機を逃した数だ。ヴェルナーはここまでリーグで8度も決定機をミスしている。これはリーグ全体で4番目に多い数字だ。エヴァートンのFWドミニク・カルバート・ルーウィンも同じ8本ミスしているものの、こちらはバーディと同じ11得点奪えているため目立ちにくい。

ポストやバーにシュートが当たった回数に至っては5本でヴェルナーが単独トップだ。これは不運で片づけられるところもあるが、さすがに多すぎるか。そのうちの数本だけでも決められれば、チェルシーの状況も変わっていたかもしれない。

これでヴェルナーは11月21日のニューカッスル戦から7試合続けてリーグ戦無得点だ。その間チームはエヴァートン、ウォルバーハンプトン、アーセナルに敗れるなど勝ち点を取りこぼしている。プレミア初挑戦だけにサポーターも大目に見ているはずだが、さすがに負けが続けば新エース候補ヴェルナーへの風当たりも強くなる。

年明けから本来の得点力を発揮できるのか。年明けの3日にはマンチェスター・シティとのビッグマッチが控えており、こうした大一番でこそ新エースの働きに期待したいところだ。(データは『WhoScored.com』とプレミアリーグ公式より)

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