「本物の嗅覚を持っている」 アーセナルにいる21歳の“ゴールマシーン”

アーセナルのエンケティア photo/Getty Images

オーウェン氏も絶賛する新鋭FW

現在のアーセナルにおけるストライカーといえば、ピエール・エメリク・オバメヤンやアレクサンドル・ラカゼットといった選手を思い浮かべる人が多いだろう。前者はガナーズのエースであり、後者も今季は公式戦9試合に出場している主力。在籍期間が比較的長い彼らの印象は強い。

しかし、そんな2人のほかにも2020-21シーズンのアーセナルには活きの良い若手ストライカーがいる。21歳のエディ・エンケティアだ。今季はここまで公式戦14試合に出場し、3ゴールを挙げている同選手。リーグ戦では途中からの出場が多いものの、彼が試合の中で得点の匂いを感じさせる場面は多い。アーセナルでこそ得点数はあまり伸びてこないが、U-21イングランド代表においては13試合で16ゴールを叩き出しており、絶対的エースとしてチームを牽引している。

そんなエンケティアに対する指揮官の評価は高い。先日ミケル・アルテタ監督は、この若者に関して「私は以前から彼がトレーニングする姿を見て、我々を次のレベルへ引き上げてくれる選手だと思っていた」と発言。未来のエース候補として育てていくつもりだとの方針も明らかにしている。そして、エンケティアの能力に惚れ込む人物は他にも。かつてイングランド代表でも活躍したマイケル・オーウェン氏は、この21歳を「まるでゴールマシーン」と表現しつつ、英『BT Sport』へ次のように語っている。

「エディはゴールに対する本物の嗅覚を持っているように感じるよ。彼はボールがどこに来るかわかっているようだ。その動きや、得点に飢えていることが見える姿勢は好きだよ。それに、彼はどれだけ失敗しても決して下を向くことがないんだ。まるでゴールマシーンだね」

ピッチ上において、ゴールを奪うために必要なもの以外を全て削ぎ落としてプレイしているようにも見えるエンケティア。熱心なハードワークが光る部分もあるが、それも「相手のボールを奪って、あわよくば得点を」という意識の表れなのかもしれない。実際、昨季プレミアリーグ第30節では積極果敢なプレスが相手GKのミスを誘い、ゴール前でのボールカットから同選手はそのままゴールを決めている。

いつでも冷静沈着に、与えられた機会を逃さないアーセナルの新鋭ストライカー。はたして選手として完成の域へ到達した際に、エンケティアはどこまで驚異的なFWとなっているのだろうか。ガナーズのゴールマシーンの今後に注目したいところだ。

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