ドイツがまさかの6失点と守備崩壊 エジルは「ボアテングを呼び戻す時」

スペインに敗れたドイツ代表 photo/Getty Images

守備陣再編は必要か

誰がこのスコアを予想できただろうか。17日にネーションズリーグでスペイン代表と対戦したドイツ代表は、フェラン・トーレスやミケル・オヤルサバルら相手の若手アタッカー陣に次々と得点を許して0-6の完敗を喫した。

これだけ大差で敗れたとなれば、最終ラインの人選に疑問の声が挙がるのは当然だ。ドイツ代表の一員として2014ブラジルワールドカップ制覇などに貢献したアーセナルMFメスト・エジルも自身のTwitterで守備のテコ入れを進言している。

エジルが再召集を希望したのは、バイエルンDFジェローム・ボアテングだ。2018ロシアワールドカップの完敗からボアテングは代表監督ヨアヒム・レーヴの構想外となったが、エジルは「代表にボアテングを戻す時」とツイートしている。

バイエルンのボアテング photo/Getty Images

一時期のボアテングは調子を崩していたのは間違いないが、まだトップレベルで戦えるセンターバックのはずだ。崩壊した守備を立て直すうえでボアテングの再召集も悪い判断ではない。

今回のスペイン戦では同じくバイエルン所属のニクラス・ズーレ、リーズ・ユナイテッド所属のDFロビン・コッホ、ボルシアMG所属DFマティアス・ギンター、PSV所属DFフィリップ・マックスの構成で最終ラインを組んでいたが、彼らだけで来夏のEURO2020へ臨むのは危険なのか。

前線ではバイエルンFWトーマス・ミュラー再召集を望む声もあり、ボアテングやミュラーといったベテラン選手たちの力が今のドイツには必要なのかもしれない。

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