150万ポンドFWが今では“80倍”の価値に? ついに点取り屋は目覚めた

エヴァートンのキャルバート・ルーウィン photo/Getty Images

予想を超える大ブレイク

ここまで大物になると予想していた人はどれだけいただろうか。

今季のプレミアリーグ序盤戦にて、特大のサプライズを起こしているのがエヴァートンFWドミニク・キャルバート・ルーウィンだ。

23歳のキャルバート・ルーウィンはプレミアリーグでも100試合以上に出場している選手で、これまでも有名な存在ではあった。しかし今季の序盤戦では急激な進化を見せており、カップ戦も含めると7試合で10得点と大爆発している。この得点力開花にはサポーターも驚いていることだろう。
そして10月にはイングランド代表にも召集され、8日のウェールズ代表との親善試合では得点まで記録。今ではトッテナム所属でイングランド代表のエースであるFWハリー・ケインをも脅かす存在になるとまで期待されており、今季序盤の数試合だけで大きく評価が変わることになった。

振り返ると、キャルバート・ルーウィンがエヴァートンにやってきたのは2016年のことだ。シェフィールド・ユナイテッドのアカデミーで育ってきたキャルバート・ルーウィンに対し、エヴァートンは150万ポンドの移籍金を支払って獲得をまとめた。

150万ポンドというコストを考えれば、キャルバート・ルーウィンの獲得は大正解だったと言っていいだろう。今季の活躍で価値も高まることになり、英『The Sun』は獲得当初の80倍の価値があるとまで伝えている。

このまま一気にワールドクラスの仲間入りを果たすのか、それともプチブレイクで終わってしまうのか。全てはここからだが、この勢いがどこまで続くのか非常に楽しみだ。

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