イブラの後継者候補は“20歳差”の生え抜きFW 18歳が最大のサプライズ

タックルを仕掛けるコロンボ photo/Getty Images

クトローネに続くアカデミー産FWへ

ミランでは38歳のFWズラタン・イブラヒモビッチが契約を1年間延長することになり、来季も大ベテランFWが前線からチームを引っ張っていくことになる。

イブラヒモビッチの存在がミランにとって大きいのは間違いないが、38歳のストライカーに頼り切りというわけにもいかない。ミランはイブラヒモビッチの後継者となるべき選手を見つけておくべきだ。

その期待を背負っているのが、クラブのアカデミーから出てきた18歳のFWロレンツォ・コロンボだ。
実にイブラヒモビッチより20歳も若いコロンボは、今夏のプレシーズンにてミランで最もインパクトを残した選手と言っても大袈裟ではない。

ミランは9月に入ってからSSDモンツァ1912、ヴィチェンツァ、ブレシアとテストマッチをおこなっているが、コロンボはこの3試合全てで得点を記録している。

伊『Gazzetta dello Sport』もコロンボがフィジカルの高さやフィニッシュ能力などクオリティを証明したとプレシーズンの頑張りを称える。

ミランにはアンテ・レビッチ、ラファエル・レオンら他にもFWがいるが、コロンボのフィジカル能力は最もイブラヒモビッチの後継者に近いものと考えられている。思い切ってイブラヒモビッチのバックアッパーに据えるのも面白いかもしれない。

ミランのユース出身FWといえば、2017年にFWパトリック・クトローネがブレイクしたことが記憶に新しい(現フィオレンティーナ)。

果たしてコロンボはミランのトップチームでポジションを確保できるのか。イブラがクラブを去る時、20歳若いコロンボにとってのチャンスとなるだろう。

●電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)最新号を無料で公開中!

今月号は、創刊10周年記念特大号! 南アフリカW杯の直後に定期刊行化された本誌。今号は10周年にちなんで、2010-11から2019-20までの欧州4大リーグの10年を、まとめて振り返ります。この10年で、欧州サッカーはどう変わったのか? 10周年記念のプレゼント企画もお見逃しなく!

こちらから無料でお読みいただけます。
http://www.magazinegate.com/theworld/

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.291 究極・三つ巴戦線

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ