驚異のドリブル成功“136回” ザハに続く仕掛け屋がプレミアにやってきた

クリスタル・パレスに加わったエゼ photo/Getty Images

その突破力はプレミアでも通用するか

ビッグクラブ所属ではないものの、近年のプレミアリーグでドリブルを連発してきたアタッカーといえばクリスタル・パレスFWウィルフリード・ザハが思い浮かぶ。

そのザハに続く存在となるのか。クリスタル・パレスに新たな仕掛け屋がやってきた。

プレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)のQPRからやってきた22歳のMFエベレチ・エゼである。
エゼの最大の特長も積極的に仕掛ける姿勢にあり、2019-20シーズンは2部で136回ものドリブルを成功させている。

これはブレントフォードで同じくトップクラブから注目を集めているMFサイード ベンラーマの140回に次いでリーグで2番目に多い数字だった(WhoScoredより)

その突破力とドリブルのアイディアはプレミアリーグでもある程度通用するはずで、エゼの仕掛けは新シーズンの注目ポイントとなるだろう。

ただし課題もある。エゼはドリブル成功数も多いが、失敗数も86回と多い。これはベンラーマも同じで、ベンラーマは111回も失敗している。こちらもワースト1、2位の数字だ。

とにかく仕掛け続けてドリブル成功数を上げるのもいいが、ボールロストの機会を減らすのが次のステップと言ったところか。

ザハに続いてプレミアを代表するドリブラーとなってほしい選手だが、エゼはどこまでインパクトを残せるのか。イングランド期待の若手の1人だけに、プレミアでも存分に実力を発揮してほしい。

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