“ピケ2世”になれぬまま4年経過 マンCで伸び悩むDFの未来はどうなる

マンCのストーンズ photo/Getty Images

他クラブならレギュラーになれる可能性も

マンチェスター・シティでNEXTジェラール・ピケ候補と期待されてきた男のキャリアは今後どうなっていくのか。

立場が微妙なものとなっているのは、DFジョン・ストーンズだ。

足下の技術に定評があるストーンズは、指揮官ジョゼップ・グアルディオラにとって理想的なセンターバックと考えられていた。
ところが、グアルディオラ政権4シーズン目を迎えた今季もピケと比較できるレベルには育っていない。怪我もあり、消化不良なシーズンが続いているのだ。

マンCではアイメリック・ラポルテが絶対的なディフェンスリーダーとなり、今季は若いエリック・ガルシアも評価を伸ばした。ストーンズがグアルディオラの中で1番手になりきれていないのは明らかだ。

今夏にはボーンマスからDFネイサン・アケも加えており、ストーンズが出番を得るには移籍も選択肢に入れる必要があるかもしれない。

とはいえ、ストーンズの人気が地に落ちたわけではない。英『TalkSport』によると、アーセナルOBのレイ・パーラー氏は多くのクラブがストーンズに関心を示すはずと主張。

アーセナルでもストーンズがプレイする姿を見たいとコメントしている。

「多くのクラブが関心を示すと思うよ。センターバックは多くのクラブにとって常に問題となっているポジションだからね。アーセナルでも私は彼を見たいよ。今の彼はプレイする必要がある年齢にいる。シティではそう多くのチャンスがくるとは思えない。グアルディオラはそこまで彼を好んでいないと思う」

ストーンズはイングランド代表でもセンターバックを務めてきたプレイヤーであり、プレミアリーグで通用するだけの実力は備えている。

起用法次第では大きく伸びる可能性も残されているが、このままマンCでプレイを続けるのが最善の手なのだろうか。

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