他にも実力者はいるぞ ブンデス“TOP3以外”から選ぶ6人の英雄たち

フランクフルトのコスティッチ photo/Getty Images

ビッグクラブだけが注目ではない

今季のブンデスリーガでは激しい優勝争いを繰り広げたバイエルン、ドルトムント、ライプツィヒが話題の中心となってきたが、このトップ3以外で特別な輝きを放ったプレイヤーも数多くいた。

そこでブンデスリーガ公式は、「トップ3クラブ以外のベストプレイヤー6人」と題した特集を組み、中位クラブにも素晴らしい活躍を見せた者がいることを強調している。

1.フィリップ・コスティッチ(フランクフルト/MF/27歳)

まずは鎌田大地、長谷部誠と同僚のコスティッチだ。左サイドを主戦場とするコスティッチは、今季リーグ戦にて4得点12アシストと見事な活躍を披露。

特にチャンスメイクの能力はチームNo.1で、鎌田よりも一貫性あるチャンスメイカーだった。

今季フランクフルトはチーム全体で59点奪っているが、そのうち約27%にコスティッチが関与していたことになる。

2.ニコ・エルヴェディ(ボルシアMG/DF/23歳)



今季のボルシアMGは一時首位に立つなど、大いにブンデスリーガを盛り上げてくれた。

その中で同メディアが隠れた英雄として挙げたのが、GKヤン・ゾマー、DFマティアス・ギンター、DFステファン・ライナー、DFラミ・ベンセバイニ、そしてセンターバックのエルヴェディの5人だ。

2015年よりボルシアMGでプレイするスイス代表のエルヴェディについて同サイトは、この5年でブンデスリーガを代表するコンプリートDFになったと絶賛。今季もパス成功率は90%を超えるなど、安定感が抜群だったとの評価だ。

3.ロベルト・スコフ(ホッフェンハイム/FW/24歳)



昨夏に母国デンマークのコペンハーゲンから加わった大型ウイングは、2018-19シーズンにデンマークの国内リーグで29得点を奪った得点力が話題を呼んでいた。

初挑戦となるブンデスリーガにて今季は5得点9アシストの成績に留まったが、同サイトはそれでも能力は十分に発揮したとの評価だ。

特にアシストはリーグ再開後に急増しており、来季さらなる爆発へ期待が持てる終わり方だったと言える。

4.フィリップ・マックス(アウグスブルク/DF/26歳)



ブンデスリーガファンの間では有名な選手だ。左サイドバックから左のウイングまでこなせるマックスは、攻撃力が最大の武器だ。

ブンデスリーガでは知られたアシストマシーンであり、ドイツ代表に招集すべきと騒がれ続けている。

今季は8得点6アシストと、アシスト数はやや物足りなかった。しかし所属するアウグスブルクは15位でフィニッシュしており、同サイトはマックスがいなければどうなったか分からないと捉えている。

15位で終えることができたのは、マックスがいたからか。

5.ジョン・コルドバ(ケルン/FW/27歳)



昨季ブンデスリーガ2部にて20得点を挙げ、ケルンの1部昇格に貢献したコルドバ。

188cmの高さを活かしたダイナミックなプレイからディディエ・ドログバとも比較されることがある大型ストライカーは、今季1部にて13得点を記録。1部での戦いであることを考えれば十分すぎる数字と言えよう。

6.マキシミリアン・アーノルド(ヴォルフスブルク/MF/26歳)



天才肌のプレイヤーとして人気のアーノルドは、以前からブンデスリーガでは技術レベルの高い選手として人気だった。

そんなアーノルドは今季リーグ戦で4得点9アシストと活躍。アシスト数はキャリアハイを更新することになり、チームも7位とまずまずの順位でフィニッシュすることに成功した。

同サイトもアーノルドをヴォルフスブルクの重要人物と称えており、ドイツ代表とあまり縁がないのが少しもったいない。代表でもプレイできるだけの実力者なのは間違いないだろう。

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