来季アヤックスからハキム・ツィエク、RBライプツィヒからティモ・ヴェルナーといった新戦力をスカッドに加えるチェルシー。さらに現在はレヴァークーゼンのカイ・ハフェルツを狙っているとされ、移籍市場で活発な動きを見せている。ハフェルツも確保できれば、マーケットにおける“勝ち組”となることは間違いない。
しかし、チェルシーの前線補強はそれだけにとどまらないかもしれない。彼らは今夏、さらなるヤングスターを南米から輸入する可能性があるのだ。英『Express』によると、チェルシーは現在ウルグアイで急速に成長する“ダイヤの原石”に熱視線を送っているという。
その“ダイヤの原石”とは、かつて欧州の舞台で活躍したディエゴ・フォルラン氏が監督を務めるCAペニャロール(ウルグアイ1部)のFWファクンド・ペリトストリだ。まだ18歳ながら、同クラブの背番号10を任されている同選手。ウルグアイ代表デビューの日も、そう遠くはないとされるホープだ。
ペリストリは右ウイングを主戦場とし、類稀なるスピードとセンス溢れるドリブルを武器にウルグアイリーグを席巻している。その才能にはフォルラン監督だけでなく、元アルゼンチン代表MFファン・ロマン・リケルメ氏も注目しており、「(自身が副会長を務める)ボカ(・ジュニアーズ)に連れて行きたい」と発言するほどだ。
そんな若者をチェルシーも高く評価しており、ユヴェントスやマンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッドといったクラブとの争奪戦に備える構えだという。はたしてチェルシーは並み居るライバルたちを押しのけて、このヤングスターを確保することができるのだろうか。ブルーズの前線補強はまだまだ終わりそうにない。
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