華の92年組よりも才能ある 18歳FWはマンU史上“最高傑作”になれる逸材だ

マンUで着実に成長するグリーンウッド photo/Getty Images

ベッカム、ギグスらより才能は上か

マンチェスター・ユナイテッドの下部組織はこれまで数多くの才能を輩出してきた。ライアン・ギグス、ポール・スコールズ、デビッド・ベッカム、ダレン・フレッチャー……。出身者の中には、のちにレジェンドと呼ばれるまでに成長した選手も多い。

では、その中で“最高傑作”を選ぶとすれば誰になるか。やはり、ファンの支持を集めるのは前述したようなレジェンドたちだろう。しかし、かつてリヴァプール などで活躍したジェイミー・レドナップ氏の話によると、マンUのアカデミーディレクターを務めるニッキー・バット氏は現チーム期待の若手はその名手たちをも凌駕する才能を秘めているのではと考えているという。

「8カ月前にニッキー・バットと話したことを覚えているよ。彼は『メイソン・グリーンウッドは今まで見た中で最高の若手だ』って言ってたね。これは92年組をはじめとした全ての下部組織出身者も含めての言葉だよ。彼のスピードとパワーで達成できないことは何もないとも言っていたな」
レドナップ氏がこのように話したことを英『THE Sun』が伝えている。まだ本格ブレイク前ではあるものの、試合に出ればトップレベルでも一定以上のパフォーマンスを披露するグリーンウッド。今季はここまでですでに公式戦12ゴールを挙げているだけに、その評価も頷けるか。

数多の名手よりも優れているというグリーンウッドの才能。はたして、将来このヤングスターはどれほどの高みにまで到達することができるのか。マンUが誇る18歳には明るい未来が待っているはずだ。

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