コロナ禍でも動きに錆びつきナシ! マネとケイタがアンフィールドでゴール

アドリアンをかわしてゴールを決めたマネ photo/Getty Images

本拠地で実戦想定のトレーニング

いよいよ6月17日から再開されることが決定したプレミアリーグ。各クラブは、再開に向けてチームの調整を行っているところだ。

あと2つ勝てば、自力でのリーグ優勝が決まるリヴァプールも本格的に動き出した。リヴァプールの再開後の初戦は19日以降となるが、1日月曜日午後には練習場のグラウンドではなく本拠地アンフィールドを使い、2チームに分かれての紅白戦を行った。

ホームキットを着た方のチームにはジョーダン・ヘンダーソンほか、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ、ナビ・ケイタ、フィルジル・ファン・ダイク、アリソン・ベッカーなど、アウェイキットを着た方のチームにはモハメド・サラー、ジェイムズ・ミルナー、アレックス・オックスレイド・チェンバレン、ジョー・ゴメス、南野拓実、アドリアンなどが振り分けられ、本格的な実戦形式のトレーニングが行われたようだ。
この紅白戦では、ホームキットを着た方のチームが2得点を挙げ勝利。FWサディオ・マネ、MFナビ・ケイタがゴールを記録したと英『Daily Mail』などが伝えている。同紙によれば、ゴールを挙げたマネの鋭い動きは錆び付いていなかったとのことだ。

アシスタントコーチであるペピン・リンダースによると、練習場ではなくアンフィールドを使ったのは、実戦の勘を取り戻すという意図に加えて、無観客で行われるホームゲームに慣れるためという意図もあるようだ。

「観客がいなくても競争ができる、その感覚を掴んでもらいたかった。私たちはトレーニングでハードワークしなくてはならず、(中断前に)私たちが持っていたのと同じレベルに戻るためには、我々のやり方に本当にコミットする必要があった」

「1つはゲームのプロセスに慣れること、もう1つは、チームのプレイ時間と競争をこれからの(再開後の)環境に近づけていくことだ。今日は、その方向へ進む大事な一歩だった」

すでに臨戦態勢のリヴァプール。無観客試合では本拠地アンフィールドの圧倒的なアドバンテージは失われてしまうかもしれないが、すぐそこにある念願のリーグタイトルに向けて、気の緩みはないようだ

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