チェルシーは2011-12シーズンにチャンピオンズリーグを制したが、決して盤石な戦いではなかった。苦しい戦いの連続で、ひたすら守り続けて頂点に立ったとの印象が強い。
その中で忘れてはならないのが、守護神ペトル・チェフの働きだ。決勝のバイエルン戦では終盤にFWディディエ・ドログバが劇的な同点ゴールを叩き込んだことが話題となるが、バイエルンの猛攻を終盤まで1点に抑えたチェフの働きも極めて大きいものだったのだ。
UEFA公式もチェフが今月20日に38歳の誕生日を迎えたことを記念し、バイエルン戦のパフォーマンスを映像にまとめている。
今見ても、チェルシーは2点以上奪われてもおかしくない展開だった。それほど防戦一方で、1点に抑えたのが不思議なくらいだ。逆にバイエルンは詰めが甘かった。追加点を奪って確実にチェルシーを潰しておきたいところだったが、攻撃自慢の彼らはなかなかチェフを崩し切ることができなかった。
SNS上では、「あの夜の陰の英雄」、「忘れられない夜だ」、「最高のGKの1人」など、サポーターから8年前のことを懐かしむ意見が数多く寄せられている。
奇跡の連続のような展開でチャンピオンズリーグを制したチェルシー。ドログバも凄かったが、神がかっていたチェフも忘れてはならない。
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