昨夏よりレアル・マドリードからアーセナルにレンタル移籍していたMFダニ・セバージョスは、今季終了後にレアルへ復帰すると見られている。
ではセバージョスがこのままアーセナルを離れる場合、アーセナルは代わりに誰をチームに加えるべきなのか。英『Football London』はセバージョス退団の問題を解決できる3選手がいると紹介する。
1.マヌエル・ロカテッリ(サッスオーロ/22歳)
セバージョスほど創造性溢れるプレイヤーではないものの、同メディアはサッスオーロにてロカテッリがセリエAで最も一貫性あるMFの1人へと開花したと称える。
中盤の底から攻撃を組み立てることができ、今季セリエAでは1試合平均85.9本ものパスを出している。これはセリエA8番目に多い数字だという。1試合平均ドリブル成功数1.8回、キーパス数(シュートへ繋がるパス)も平均1.7本と、数字の面でも悪くない。
2.アルトゥール・メロ(バルセロナ/23歳)
先日もユヴェントスMFミラレム・ピャニッチとのトレード案が話題に上がるなど、アルトゥールの周辺も騒がしくなっている。バルセロナがインテルFWラウタロ・マルティネス獲得のための資金を求めているとの話もあり、同メディアはアーセナルにもアルトゥール獲得のチャンスがあるのではないかと見ている。
アルトゥールは中盤と前線を繋げることのできる選手で、プレスをかわす術も持っている。ワールドクラスMFになるだけの素質はあるはずで、そのテクニックはアーセナルにも合うはずだ。
3.マルク・ロカ(エスパニョール/23歳)
ロカは昨夏もアーセナルとの接触が噂されたが、最終的にはセバージョスをレンタルで獲得することになったという。同メディアは今もアーセナルからの関心があり、ロカをバルセロナのセルヒオ・ブスケッツや元スペイン代表のシャビ・アロンソと比較している。
何よりエスパニョールは今季リーグ戦で最下位に沈んでおり、チーム状況を考えるとロカ引き抜きを実現できるのではと考えられている。
セバージョスと全く同じタイプというわけではないが、同メディアはこの3人をリストアップしている。最終ラインからボールを引き出し、前線へボールを供給していく選手が多いが、指揮官ミケル・アルテタのスタイルに合うMFを加えることができるのか。前線の陣容はそれなりに豪華となっているため、そこへ確実にボールを配給できるクオリティあるMFは是が非とも確保しておきたいところだ。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/