アーセナルにNEXTヤヤ・トゥレ!? 現プレミアMF界No.3の“運び屋”への注目

アーセナルのウィロック photo/Getty Images

中盤から運べる期待の20歳

今季のアーセナルでは多くの若手が躍動していたが、主に話題となっていたのはFWガブリエウ・マルティネッリと左サイドバックに適応してみせたブカヨ・サカの2人だ。

その2人のインパクトが強くて影が薄くなった部分があるが、もう1人プレミアリーグで自身の能力を証明した選手がいる。

20歳のMFジョー・ウィロックだ。ウィロックはセントラルMFを務めてきた選手だが、興味深いのはドリブルでボールを運ぶ力だ。プレミアの舞台でも怖がることなくボールを前へ運ぶ自身の強みを披露しており、ウィロックの成長もアーセナルにとって大きな収穫だ。
その能力の高さはデータにも表れていて、データサイト『WhoScored』の発表した「今季のプレミアリーグ・セントラルMFドリブル成功数ランキング」にてウィロックは3位に入っている。

これは1試合平均のドリブル成功数のランキングだが、1位はチェルシーMFマテオ・コバチッチ(3.7回)、2位がトッテナムMFタンギー・エンドンベレ(3.6回)、3位のウィロックは2.6回のドリブルを成功させている。

コバチッチ、エンドンベレとは少し差があるものの、それでも3位は見事だ。コバチッチとエンドンベレは中盤からボールを持ち運ぶ能力に優れているが、ウィロックも彼らの領域へ達するポテンシャルを備えていると言っていい。

SNSでは「ウィロックはまだ20歳の選手だぞ」、「ウィロックは常に過小評価されている」、「ウィロックは間違いなくNEXTヤヤ・トゥレになる」など、能力を絶賛する意見が相次いでいる。

まだまだ発展途上の選手ではあるものの、上手く育てることができれば大きな戦力となる。来季にはチームの主力としてさらに存在感を増していきたいところだ。

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