“ロッベン封じ”を果たした男 インテルの3冠に欠かせなかった職人DFの記憶

ロッベンに対応するキヴ photo/Getty Images

モウリーニョにも好まれた守備的サイドバック

2009-10シーズンに三冠を達成したインテルでは、FWディエゴ・ミリートやMFウェズレイ・スナイデル、DFハビエル・サネッティ、GKジュリオ・セーザルらが話題の中心となる。

確かに彼らも重要な存在だったが、当時の指揮官ジョゼ・モウリーニョが信頼していた万能のレフティーDFの貢献も忘れてはならない。

チャンピオンズリーグ決勝のバイエルン戦で左サイドバックを任され、バイエルンのFWアリエン・ロッベン封じを担当した元ルーマニア代表DFクリスティアン・キヴだ。

キヴはセンターバック、中盤もこなせる選手だったが、モウリーニョは左サイドバックで起用。守備的な役割を得意とし、決勝でも懸命にロッベン封じへ動いていた。キヴの存在も三冠には欠かせなかったのだ。

現役時代のキヴがどれだけ高く評価されていたのか。それは当時の人気ぶりから分かってくる。伊『FC Internews.it』によると、以前キヴの代理人を務めていたビクトル・べカリ氏はレアル・マドリードやバルセロナもキヴ獲得へ動いていたと語る。

「クリスティアンのローマからインテルへの移籍は、私が交渉してきた中でも最も難しいものだった。レアル、バルセロナからも素晴らしいオファーがあったし、ローマは国外のクラブへ売却したがっていたからだ」

キヴは2007年にローマからインテルへ移籍しているが、当時はバルセロナとレアルも目をつけていたようだ。インテルとしては大きな補強であり、キヴがいなければ三冠の結果も変わってきていたかもしれない。

あまり話題の中心になることはないが、黙々とモウリーニョの要求をこなし、最終的にはインテルで100試合以上に出場したキヴのことも忘れてはならない。

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