コロナ感染のユーヴェMF、当時の状況を赤裸々に告白「ショックで……」

3月に新型コロナウイルスに感染していたマテュイディ photo/Getty Images

一時はパニック状態に

ユヴェントスに所属するフランス代表MFブレイズ・マテュイディが、新型コロナウイルスに感染した当時を振り返っている。

世界中でたくさんの感染者が確認され、問題となっている新型コロナウイルス。サッカー界にも大きな影響を与えており、各国のリーグが中断を余儀なくされている状況だ。フランスのリーグ・アンに至っては、同国政府が9月までスポーツイベントの開催を認めない意向を明らかにしたことを受け、4月30日に残りの試合を中止し、2019-20シーズンの打ち切りを決断している。

選手たちの中からも新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出た者が多くいるが、イタリアの名門ユヴェントスで2人目の感染者となっていたマテュイディ。3月17日に感染が判明したことが所属クラブから発表され、先月15日に無事回復した。そんな同選手が仏『Bros. Stories』のYouTubeチャンネルのインタビューに応じた際、当時のことを赤裸々に告白した。
「陽性反応が出たとき、買い物にすら出かけることができなかった。だから、僕はメンタル面で参ってしまったんだ。常に人と近づきすぎないように気をつけてもいる。強いメンタルを持たなければいけない。時間がかかるかもしれないけど、これは僕らにみんなとって新しい状況だからね」

「症状はあまり出なかったけど、その報告を聞いたとき、すぐにショックを受けた。僕はパニック状態にも陥ってしまったんだ。僕の姿を見た家族や友人は心配していたよ。彼らにとっても困難なことだったけど、なんとか僕は彼らを安心させられた。良い時間ではなかったけどね。できるだけ早くこの状況を終わらせたいと思っているよ。僕はサッカーと日常生活に関して、何が起こるのか自問している」

新型コロナウイルス感染の困難を乗り切ったマテュイディ。いつリーグが再開されるかまだまだ分からないが、再びピッチで元気な姿を見せてもらいたいものだ。

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