4.アトレティコ・マドリード(2014〜2016)
ディエゴ・シメオネが築いた堅守は、ライバルのレアル・マドリードに2度も崩された。特に悔しいのは2013-14シーズンの決勝だろう。後半アディショナルタイムまでレアル相手に1-0とリードしていたのだが、セルヒオ・ラモスに同点弾を許して延長戦へ持ち込まれてしまった。まさにあと一歩。
2015-16シーズンもファイナルでレアルにPK戦の末に敗れており、悔しい負け方に加えて永遠のライバルにやられたのは相当なストレスとなったはずだ。
5.ユヴェントス(2015〜2019)
これは現在進行形という意味で選出されている。セリエAを支配しているユヴェントスも、2014-15シーズンと2016-17シーズンにファイナルへ進んでいる。しかし立ちはだかったのはスペインの2強で、バルセロナとレアルにそれぞれ敗れてしまった。
GKジャンルイジ・ブッフォンにとっては苦い敗北となったはずで、ブッフォンにビッグイヤーを獲ってほしいと考えていたサッカーファンは多いはずだ。
6.マンチェスター・シティ(2016〜現在)
こちらも同じだ。ジョゼップ・グアルディオラ招聘の目的はチャンピオンズリーグ制覇にあったはずだが、ベスト4にすら進めない悔しいシーズンが続いている。それもリヴァプール、トッテナムと国内のライバルに立て続けに敗れており、なぜかリーグ戦と同じパフォーマンスを披露することができずにいる。
今季はベスト16の1stレグでレアル・マドリード相手に2-1と勝利を収めており、今回こそはとの感覚もあった。それだけに新型コロナウイルスの影響でストップしてしまったのが悔やまれる。今季はグアルディオラ体制の完成形として頂点に手が届いたかもしれない。
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