ゴールパフォーマンスは、いつでもサッカーファンの心に強く残るものだ。とりわけイングランドのプレミアリーグでは、ファンたちの熱さやライバル関係の強烈さもあって、印象的なセレブレーションが数多く生まれている。
英紙『Daily Mirror』は、ファンたちの心に残るセレブレーションを厳選。ベスト10方式で紹介している。どれも名シーンが鮮明に甦ってくるものばかりだが、その一部を紹介したい。
クルリと回るパフォーマンスはオバメヤンの代名詞 photo/Getty Images
アーセナルファンにとって、いまいましい記憶が蘇るだろうアデバヨールのスライディング photo/Getty Images
とんがった悪童ぶりが有名なバロテッリ photo/Getty Images
印象的なパフォーマンスがズラリ
●オバメヤンのフロントフリップ
ピエール・エメリク・オバメヤンのパフォーマンスはいつも独創的。ドルトムント時代にはスパイダーマンやバットマンマスク、アーセナルに移ってからはブラックパンサーマスクも飛び出した。しかし、オバメヤンといえばアクティブなフロントフリップ(前方宙返り)だ。誤ってケガをしないかと、いつも少しヒヤヒヤするのだが……。
●アデバヨールの挑発スライディング
ガナーズファンにとっては、あまり見たくないものかもしれない。09-10シーズン、対戦の2ヶ月前にアーセナルを去り、マンチェスター・シティに移籍していたエマニュエル・アデバヨール。ブーイングで迎えられた彼は、ゴールを決めると逆方向のゴール裏までダッシュし、あろうことかアーセナルのサポーターの前で膝スライディング。グーナーたちの神経を逆なでした。
●バロテッリの「WHY ALWAYS ME?」
11-12シーズンのマンチェスター・ダービー。シティに所属していたマリオ・バロテッリはゴールを決めると、シャツをまくりあげて「なぜいつも俺なんだ?」と書かれたメッセージを披露。ちょうど試合の直前に、自宅で花火を投げて遊び火事を起こすなど“おイタ”が話題となっていた彼だが、自身をたびたび批判してくるメディアなどに対する挑戦的なメッセージを投げかけたのだった。
カメラにキスするジェラード photo/Getty Images
ノックアウトされたように倒れこむルーニーの姿も話題となった photo/Getty Images
●ジェラードのカメラにキス
KOPに愛されたスティーブン・ジェラード。その象徴的なパフォーマンスがコレ。13-14シーズンのマンチェスター・ユナイテッド戦で生まれたセレブレーションは、最高にラブリーなキャプテンの姿として、ファンの心に深く刻まれている。
●ルーニーのノックアウト
14-15シーズンのトッテナム戦で見られたセレブレーション。この試合の前週、当時ストークでプレイしていたフィル・バーズリーとふざけてボクシングをしている姿をタブロイド紙にすっぱ抜かれていたウェイン・ルーニーは、チームの3点目を決めるとシャドーボクシングのポーズのあとに、そのままノックアウトされるように後ろに倒れた。
●クラウチのロボットダンス
1位に選ばれたのは、やはりコレだった。ピーター・クラウチといえば、その細長い巨体をコミカルに使ったロボットダンスが有名。しかし、このセレブレーションは、実はあまり登場しないレアなものだった。それでも、インパクトは抜群。2017年にストークでプレミア100ゴール目を達成したときには、ファンは久々にこのロボットにお目にかかることができたのだ。
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