“76億円のはずれクジ”から不可欠なピースへ フレッジを蘇らせたのは

マンチェスター・ダービーでも見事な活躍を見せたフレッジ photo/Getty Images

キャリックの丁寧な指導が実を結ぶ

マンチェスター・ユナイテッドMFフレッジは、2018年の6月にシャフタール・ドネツクからイングランドへやってきた。移籍金は5200万ポンド(当時のレートで約76億円)と言われ、ブラジル代表にも名を連ねる彼は即戦力として期待された選手だった。

しかし、プレミアリーグ1年目は適応に苦しみ、なかなか出場機会を得られない日々が続いた。残した結果は1ゴール1アシスト。完全に“はずれクジ”だったと思ったファンも多かったに違いない。特に不安視されていたのは守備面だったようで、当時チームを率いていたジョゼ・モウリーニョ監督も「守備が改善されれば、フレッジの状況は完全に変わるだろう」とクラブ公式サイトで述べている。

しかし、今季のフレッジは見違えるような姿を見せている。中盤のエンジンさながらに走り回り、攻撃のスイッチを入れる役割から、ボールを刈り取る役割まで幅広く遂行。ヒートマップを見ても、今季ピッチをもっとも広くカバーしているのはフレッジで、今やユナイテッドに欠かせないピースだ。

見違えるような成長を遂げることができたのは、コーチを務めるマイケル・キャリックのおかげだとフレッジは自ら語った。英『Daily Mail』がコメントを伝えている。

「彼はこの適応と移行のプロセスにおいて、僕を大いに助けてくれたんだ。クラブのアイドルで、僕と同じポジションの素晴らしい選手だ。毎日、いつも僕に話しかけてくれて、たくさん助けてくれる。トレーニングの後は、それを補完するための作業を彼と少し行うのさ」

「彼はゲームを理解してる。それを生きた男だからね。僕を助けられる人で、彼よりも優れた人なんていないさ。彼は(ゲームの)難しさも、近道についても知ってる。彼はトレーニングとともに、ゲームにあるすべてを僕に見せてくれるんだ。僕にとってとても重要な人物だし、とても感謝しているよ」

フレッジに本来のパフォーマンスを発揮させ、プレイを蘇らせたのは、キャリックの丁寧な指導だったようだ。

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