エジルを活かせぬアーセナルFWが問題!? たった“2アシスト”はあり得ない

アーセナルのエジル photo/Getty Images

英メディアはチャンス活かせぬFWに疑問

ピークを過ぎたのではないか。週給が高すぎるのではないかなど、近年はアーセナルMFメスト・エジルに対して厳しい批判が出ることもあった。

実際にエジルは前指揮官ウナイ・エメリの下ではポジションを確保しきれず、今季もここまで2アシストに留まっている。ワールドクラスの才能の持ち主であることはサポーターの誰もが理解していることだが、結果がついてこないのだ。

しかし英『HITC』は、エジルが悪いとは言い切れないと擁護している。というのも、エジルは今季リーグ戦で1試合平均2.1回のキーパス (シュートへ繋がるパス)を記録しているのだが、これは全体9位の数字だ。
エジルより多くのキーパスを出しているのはマンチェスター・シティMFケビン・デ・ブライネ(3.7本)、レスター・シティMFジェイムズ・マディソン(2.7本)、アストン・ヴィラMFジャック・グリーリッシュ(2.7本)、リヴァプールDFトレント・アレクサンダー・アーノルド(2.5本)ら8名のみとなっており、エジルのパフォーマンスが悪いというわけではない。

同メディアは、アーセナルの前線がエジルのパスをきっちりゴールに結び付けられていないと主張している。エジルはキーパス数ランキングでトップ10入りを果たしているが、このトップ10の中でエジルよりアシスト数が少ない選手は1人も存在しない。

エジルのようなチャンスメイカーは、アシスト数でパフォーマンスの質を判断されることも珍しくない。2アシストという数字は決して良いとは言えないが、キーパス数から考えるとエジルだけを批判するのは難しいか。

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