マンUは“元エース”の一撃に注意せよ 母国へ帰ってきたベテランの脅威

現在はダービーでプレイしているルーニー photo/Getty Images

指揮官も警戒

現地時間5日にFAカップ5回戦でダービー・カウンティと対戦するマンチェスター・ユナイテッド。相手は2部チームだけに、ここはすんなり勝ち上がりたいところ。いくらチャンピオンシップが“世界最強の2部"と呼ばれるほどレベルが高くとも、マンUにはトップディビジョン所属チームとしての誇りがある。

しかし、ダービーにはマンUがこの上なく警戒すべき選手がいる。それはかつてのエースである元イングランド代表FWウェイン・ルーニー。今冬ダービーに選手兼任コーチとして加入した彼は古巣相手にさぞ燃えていることだろう。かつてほどの輝きはないにしても、加入以降は司令塔、そして主将としてチームの中心選手となっており、ここまで11試合で3ゴール2アシストを記録している。経験豊富なベテランだけに、隙を見せれば一瞬でつけ込まれてしまう可能性もある。

そんなルーニーをかつての同僚であるオーレ・グンナー・スールシャールはかなり警戒しているようだ。試合前の会見にて、指揮官は盟友に関して冗談を交えつつ次のように語った。

「ウェインはこのクラブのために全てを捧げてくれた。そしてみんなそれに感謝しているよ。でも、彼が僕たちに対してゴールを決めたのなら、それは彼の通算得点から抹消されることになるね!」

「ウェインは脅威だ。ボックス近辺でプレイしている時とセットプレイ時は特にね。そしてもちろん、この試合でウェインは自分がまだやれることを証明してくるだろう。中盤やペナルティエリアのあたりで彼にスペースを与えてはいけないね。もしMFとしてプレイするのであれば、彼はスコールズのようなパスレンジを披露するかもしれない」

スールシャール監督がこのように述べたことを英『FourFourTwo』が伝えている。マンU在籍13年間で通算253ゴール146アシストを記録したルーニー。はたして、古巣との直接対決でこのレジェンドはどれほどのパフォーマンスを披露してくるのか。モチベーションは間違いなく高いはず。“赤い悪魔”は元エースの一撃に要注意だ。

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