アーセナルの守護神ではなかった 今季“セーブ数”プレミアトップは誰だ

ニューカッスルの守備人を支えるドゥブラフカ photo/Getty Images

唯一“100回超え"を記録

GKとは過酷なポジションだ。たとえどんなに理不尽な状況であったとしても、失点を防ぐためにゴールを守らなければならない。ピッチの中で唯一手が使えるポジションとはいえ、相手の放つ予測不可能なシュートをセーブする彼らはまさに“守護神と呼べる存在だ。

では、今季のプレミアリーグで最も多くのセーブ数を記録しているGKは誰か。多くの人が予想するのはアーセナルのゴールマウスを守るベルント・レノあたりか。彼は今季開幕から大車輪の活躍で、守備に不安の残るガナーズを何度も失点の危機から救っている。そのパフォーマンスは最高級の称賛に値するものと言っていい。SNS上では、彼のことを「神」と呼ぶ人も多い。

しかし、英『Squawka』が紹介したデータによると、第27節終了時点でレノのランキングは2位。同選手はすでに2019-20シーズンで「98」ものセーブ数を記録しているのだが、トップはそのさらに上をいく。
レノをも凌駕するセーブ数を記録しているのは、ニューカッスルのマルティン・ドゥブラフカだ。ドゥブラフカが今季記録しているセーブ数は驚異の「114」。プレミアには数々の有能守護神がいる中で、“100回超え”は同選手ただ1人。もちろん、GKのセーブ数が多いということはそれだけチームが枠内シュートを浴びているということだが、このドゥブラフカの数字は讃えられるべきだろう。

今季チーム得点数がリーグワーストタイ(24ゴール)となっているニューカッスルだが、それでも同クラブが現時点で降格圏に沈んでいないのはこの守護神がいるからと言っていいか。現地時間29日に行われる次節バーンリー戦では、チームを最後方から支える有能GKの活躍にも注目だ。

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