放ったシュートの“半分以上”が得点に ハーランドが備える異次元の決定力

今季圧巻のパフォーマンスを披露しているハーランド photo/Getty Images

欧州5大リーグでダントツのシュート決定率

今季欧州サッカー界に彗星の如く出現したノルウェー代表FWアーリング・ハーランド 。前半戦に所属していたザルツブルクで28ゴール、現在プレイするドルトムントでは12ゴールと、同選手は1シーズンですでに計40ゴールを奪っている。印象的なゴールも多く、時折見せるスーパーショットに往年の名選手の姿を重ねている人も多いことだろう。

しかし、そんなハーランドが持つ強みはその派手さだけではない。巡ってきたチャンスを確実に仕留める能力も特筆すべきものがあるのだ。その能力は欧州全体を見渡してもトップクラスと言えるだろう。

そんなハーランドの“シュートを決めきる力”の高さが窺える統計がある。データサイト『WhoScored』によると、現時点で彼のシュート決定率は今季欧州5大リーグで5得点以上を記録している選手の中でダントツなのだ。その数値は56.3%。実に放ったシュートの半分以上がゴールとなっているというのだから驚きだ。
なお他リーグでそれぞれトップのシュート決定率を記録している選手は、プレミアリーグがレスターのジェイミー・バーディ(29.8%)、リーガ・エスパニョーラがアラべスのルーカス・ペレス(29.4%)、セリエAがラツィオのフェリペ・カイセド(32.0%)、リーグ・アンがパリ・サンジェルマンのマウロ・イカルディ(31.4%)となっている。これらを見ても、いかにハーランドの決定力が規格外かが見て取れるだろう。

試合を重ねるたびにその評価が高まっていく“ノルウェーの神童”。はたし今季終了時、ハーランドのシュート決定率はどれほどの数値を記録しているのだろうか。チャンスを逃さない19歳が欧州サッカーシーンを盛り上げる。

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