アヤックスの“NEXTラーム”に激辛評価 19歳に対するOBの言葉が容赦ない

アヤックスで順調な成長を見せるデストだが…… photo/Getty Images

バイエルン行きの噂もあるが

今、オランダ1部のエールディヴィジに“NEXTラーム"と称される19歳の選手がいることをご存知だろうか。それはアヤックスに所属するアメリカ代表DFセルジーニョ・デストだ。

アメリカ人の父とオランダ人の母を持つデスト。ユース年代でアヤックスに引き抜かれると、今季はトップチームに昇格し、右サイドバックの地位を確固たるものとしている。まだ10代でありながら、ここまで5アシストという成績は称賛に値すると言っていいだろう。今ではその活躍ぶりから、ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンも熱視線を送っているとされる。

しかし、そんなスターへの階段を着実に昇っているデストの能力に疑問を感じている人物がいる。アヤックスOBであるヴィム・キーフト氏は蘭『De Telegraaf』に寄稿したコラム内で、この19歳に対して“激辛”とも言える評価を与えている。同氏がその根拠としたのは、現地時間27日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグのヘタフェ戦でデストが見せた集中力の欠如だ。

「デストにはバイエルン行きの噂も浮上しているね。でも、私は彼のプレイを見てそれに値するほどのクオリティはないと思ったよ。バイエルンでプレイしているところを想像することはできない。デストは“NEXTラーム”とも呼ばれているんだってね。ラームはSBとしてもMFとしてもワールドクラスだった。そして守備も優秀だったね。しかし、デストはヘタフェ戦における先制点を許した場面で、味方に指摘されるまで相手選手のマークに着くことを忘れていた。その後、結局彼はデイヴェルソンのパスを防ぐことができず失点に絡んだんだ。これはバイエルンのようなクラブでは決して許されないことだよ」

キーフト氏が言及した通り、デストはこの試合で集中力を切らした場面があった。試合開始直後の5分にアヤックスが自陣深くでヘタフェにスローインを与えたシーン。彼はヘタフェFWデイヴェルソンのマーク担当だったはずが、プレイが切れた際に数秒の間デイヴェルソンから目を離してしまったのだ。MFライアン・フラーヘンベルフとDFペル・シュールズの指摘によって、すぐマークに戻ったが時すでに遅し。試合が再開されると同時にフリーでボールを受けたデイヴェルソンは、そのままワンタッチで中央にクロスを供給。ハイメ・マタの先制点をアシストされることとなってしまった。一瞬の出来事だったとはいえ、デストのミスは痛恨だったと言わざるを得ない。

細かな部分でまだ未熟さが残ると批判を受けたデスト。まだ19歳の選手に言い過ぎなようにも思えるが、トップの試合に出ている以上、課されたタスクをこなさなければいけないことも事実だろう。はたして、デストは今後こういった面を改善しワールドクラスの選手となることができるのか。純粋なプレイの質は高いだけに、ディティールの部分に磨きをかけ、欧州屈指の評価を得たいところだ。

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