マンCの“スーパークラブ物語”は終わりなのか 「シティはスター数名を……」

マンCのデ・ブライネ photo/Getty Images

デ・ブライネら中堅世代はどう考えるか

大型補強の連続で急速に力をつけてきたマンチェスター・シティに衝撃が走った。UEFAがマンCにファイナンシャル・フェアプレーへの違反があったとし、2020-21、2021-22シーズンのUEFA主催大会への参加を禁止したのだ。

つまりチャンピオンズリーグに2シーズン出場できないことになり、衝撃は大きい。マンCは昨季までプレミアリーグ連覇を果たし、チャンピオンズリーグでも優勝候補に挙げられるクラブだ。その評価は豪華な選手層によって支えられており、チャンピオンズリーグに出場できないとなれば主力選手数名が退団を希望しても不思議はない。

英『Daily Mail』も「スーパークラブとしてのマンCは終わりか?」と特集。主力の流出は避けられず、来季には戦力がダウンする恐れがあると分析している。
元トッテナムのジャーメイン・ジーナス氏も、「もし1年の出場停止ならば、スターリングのような選手はOKだ、まだ僕は26歳だからと言うかもしれない。しかし、デ・ブライネのように29歳になる選手はどうか?シティは数名のスターを失うことを受け入れないといけないと思う」とコメント。

デ・ブライネは現在28歳で、今年の6月に29歳を迎える。この年齢でチャンピオンズリーグに2シーズン出場できないのは大きな痛手で、大会制覇を望むならば出場権を持つクラブに行くべきだろう。

英『The Sun』もすでに来季のマンCがどうなっているか予想スタメンを組んでいるが、そのスタメンからはFWセルヒオ・アグエロ、スターリング、MFデ・ブライネの名前が消えている。この3人が抜けるだけでも大きすぎる戦力ダウンだ。果たして来季のマンCはどのような姿になるのか。

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