吉田麻也は今冬にも退団すべきなのか 678分間しかプレイできぬ苦しい現状

サウサンプトンの吉田 photo/Getty Images

英メディアは厳しい指摘

ジョゼ・フォンテ、フィルジル・ファン・ダイクなど各国代表クラスの強靭なセンターバックたちと必死に争い、サウサンプトンで居場所を確保してきた日本代表DF吉田麻也。

これまでもポジションを失う時期は何度かあったが、諦めずに戦い続けることで最終的にはポジションを勝ち取ってきた。気付けば加入から7年半が経過しており、サウサンプトンの象徴的存在となった。

サポーターも長年チームに貢献してきた吉田のことを評価しているが、今季はかなり苦しい立場にある。現在は指揮官ラルフ・ハーゼンヒュットルの構想から漏れており、リーグ戦では8試合連続でベンチスタートだ。最後に先発したのは0-9で敗れた悪夢のレスター・シティ戦で、現状は厳しい。
サウサンプトンは今冬にも最終ラインに手を加えるのではないかと言われているが、英『Football Fancast』はそれに合わせて吉田を手放すべきと主張している。

31歳となっている吉田とクラブの契約は2020年夏までとなっており、現段階では重要な戦力になりきれていない。今季のプレイタイムは678分間に留まり、同メディアもジャック・スティーブンスやヤン・ベドナレクの方が序列は上と指摘している。来夏までの契約を考えても、今冬は手放す最適のタイミングとの判断だ。

吉田としても2022カタールワールドカップへ向けてクラブで出場機会は確保しておきたい。これまでサウサンプトンでは何度もこうした危機を乗り越えてきたが、今回ばかりは難しいのか。

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