1試合だけで“9回”もドリブル成功 アザール以来のビッグな数字を記録したのは

ノリッジでプレイするブエンディア(写真は昨季の戦いより) photo/Getty Images

ノリッジのアザールなんて呼び名まで

リーグ戦では19位と降格圏まで落ちているが、今季よりプレミアリーグに昇格してきたノリッジ・シティは開幕から攻撃的なスタイルでファンを楽しませてきた。

選手たちも積極的な姿勢を見せているのだが、前節のウォルバーハンプトン戦で驚異的な記録を残した者がいる。25日のクリスマスが23歳の誕生日だったMFエミリアーノ・ブエンディアだ。

右のウイングを主戦場とするブエンディアは、ウルブズ戦でドリブル成功数9回、チャンスメイク数9回を記録。アルゼンチン出身のテクニシャンらしい数字とも言えるが、1試合での記録とは思えぬ見事なパフォーマンスだ。
英『Squawka』によると、1試合でドリブル成功数とチャンスメイク数が8回以上を記録するのは、2014-15シーズンにチェルシーFWエデン・アザールが達成して以来のことになるという。

当時のアザールはサンダーランド戦にてドリブル成功回数10回、チャンスメイク数8回の数字を残している。同メディアはブエンディアのことを「ノリッジのアザール」と呼んでおり、ブエンディアに強豪クラブが目をつけるのではないかと注目している。

ブエンディアがこれだけの働きを披露しながら、試合には1-2で敗れているところが実に残念だ。ここ最近のノリッジは6試合連続で得点を記録しており、しかもそのうち5試合で複数得点を奪っている。

攻撃面はポジティブな要素も多々あるのだが、この6試合のうち1試合しか勝利できていない。失点数はサウサンプトンと並んでリーグワーストの37となっており、ここさえ改善できれば降格圏から抜け出す道が見えてくる。

ブエンディアのような楽しみな逸材もいるのだが、ノリッジは後半戦から巻き返せるだろうか。

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