2019年も残すところあとわずか。仏紙『L’EQUIP』が1年の締めくくりとして、今年リーグ・アンで活躍した選手のベストイレブンを、ファン投票によって選出しようとしている。マルセイユでプレイする日本代表DF酒井宏樹が、右サイドバック部門でノミネートされた。
2016年夏にマルセイユへ加入し、今季で4年目のシーズンを迎えた現在29歳の酒井。加入初年度からチームの主力として活躍し、今ではマルセイユ不動のサイドバック、リーグ・アンを代表するDFへ成長しており、チームに必要不可欠な存在となっている。そんな酒井は今年、年明けにアジアカップへの参加で欠場を余儀なくされたが、リーグ戦31試合に出場。5月18日に行われたトゥールーズ戦(昨季第35節)では、リーグ・アン初ゴールを記録していた。
同メディアは酒井のノミネート理由について「波風を立てず、右サイドでしっかりと仕事をし、それだけでなく左サイドのトラブル対処も行う。サイドの捻れはなく、常に安全地帯のままである」とコメント。左右の両方をこなせる万能性や安定性を高く評価しているようだ。
また、酒井以外にはパリ・サンジェルマンに所属するベルギー代表DFトーマス・ムニエ、リヨンに所属するフランス代表DFレオ・デュボワ、サンテティエンヌに所属する元フランス代表DFマテュー・ドゥビュシーなども候補に選ばれている
なお、投票は28日土曜日までとのこと。現時点で右SB部門は1万7000票以上が集まっており、酒井は得票率13%で上から3番目となっている。はたして、酒井はリーグ・アンのベストイレブンに名を連ねることができるのだろうか。
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