またも“ゼロ円”で有能選手を獲得するのか ユーヴェのフリー移籍路線は続く

ユヴェントスが狙うとされるウィリアン photo/Getty Images

次に目をつけたのは……

イタリアの強豪はまたも有能選手を“ゼロ円”で手に入れるのか。セリエAのユヴェントスが来夏チェルシーMFをフリーで迎え入れることを画策しているという。

これまでもフリー移籍で多くの実力者を獲得してきたユヴェントス。過去に同クラブで存在感を示したMFアンドレア・ピルロやDFダニエウ・アウベスなどもフリーでチームに加わった選手だ。今夏にはアーセナルからMFアーロン・ラムジー、パリ・サンジェルマンからMFアドリアン・ラビオを移籍金ゼロで確保している。もはやこの補強策はユヴェントスのお家芸と言っていい。そしてどうやら、今後もこの路線は継続していく考えなのだろうか。来夏の補強候補に挙がっているとされるのも、今季限りで現所属クラブとの契約が満了を迎える選手だ。

英『Daily Mail』によると、ユヴェントスがターゲットとしているのはチェルシーのMFウィリアンだ。現在31歳の同選手は、今季多くの有望な若手が台頭するチェルシーの中でもスタメンの座を確保し続けている。しかし、現行契約が満了するシーズン終了後には新天地を求めることも視野に入れているとされ、その動向に注目が集まっていた。現在彼にはユヴェントスの他にもバルセロナが獲得に関心を抱いているとされ、来夏この2クラブで一騎打ちとなる可能性が高くなっている。
まだユヴェントスがウィリアンの獲得に動くと決まったわけではないが、来夏へ向けてフリー移籍の可能性を探り続けているのは間違いないだろう。マウリツィオ・サッリ監督とチェルシー時代に共闘したこのブラジル人が加入すれば、戦術の幅は一気に広がるはず。はたして、イタリアの名門は来夏この男をトリノへと迎え入れることができるのか。ウィリアン級の選手を“ゼロ円”で獲得できるチャンスはまたとないだけに、全力で確保に努めたいところだ。

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