バイエルン19歳の“プロ入り諦めかけた”過去 「才能ないんじゃないかと」

今季バイエルンで躍動しているデイビス photo/Getty Images

「まさか実現するなんて」

ドイツで今季アタッカーからサイドバックにコンバートし、その能力を存分に発揮している19歳がいる。バイエルン・ミュンヘンに所属するアルフォンソ・デイビスだ。

もともとウイングの選手として今年1月にバイエルンにやってきたデイビスは、ニクラス・ズーレやリュカ・エルナンデスなど最終ラインの主力に負傷者が続出したチーム状況もあり今季途中からサイドバックにコンバート。入団当初から高評価を得ていたスピードを武器に、バイエルンの左サイドを支える重要な存在となっている。活躍度合いは期待以上と言っていいだろう。まさしくバイエルンの「救世主」となっており、サッカー選手としてこれ以上ないエリート街道を突き進んでいる。

しかし、そんなデイビスはまさか自分がこのようなキャリアを歩むとは思ってもみなかったようだ。英『These Football Times』のインタビューに登場した彼は、少年時代に持っていた自身の考えを明かすとともに、いつその考えが変わったかを次のように話している。
「僕は常にプロとしてプレイしたいとは思っていたけど、まさかそれが実現するなんて思わなかったよ。サッカー選手としての才能がないんじゃないかと自分を疑っていたんだ。だけど、バンクーバー(・ホワイトキャップス)のユースチームで初めて組織的なサッカーに触れた時、『これを継続できれば僕は本当にプロになれるかもしれない』と感じたんだ」

まだカナダでプロデビューを果たす前、自分はプロレベルの才能を持っていないと感じていたことを明かしたデイビス。どうやら、新たなサッカーとの出会いが当時の彼を変えたようだ。

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