「なぜ2トップで戦わないのか?」
現在レスター・シティを率いるブレンダン・ロジャースは時折こんな質問をされるという。レスターでは[4-2-3-1]や[4-3-3]を採用する機会が多く、2トップを頻繁に使用しているわけではない。
ロジャースが2トップを使用しないことには理由がある。それは、エースのジェイミー・バーディが2人分の働きを見せてくれるからだ。なかなか思い切った発言ではあるものの、ロジャースがそれだけバーディの貢献度を評価しているということだ。
地元紙『Leicester Mercury』によると、ロジャースはバーディをリヴァプール時代のルイス・スアレスと重ねている。ロジャース政権のリヴァプールでスアレスは絶対的なエースだったが、現在のバーディに似たようなインパクトを感じているようだ。
「私としてはバーディのハードワーク、もたらす脅威によって2人分のFWを抱えているようなものなんだ。なぜ2トップにしないの?と言うけど、スアレスのようなストライカーを抱えている場合は2人分のようなものなのさ」
バーディもスアレスも前線から相手を追い回すこともでき、得点力も高い。確かに2人分の働きはしていると言っていいかもしれない。
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