香川真司、中田英寿よりも上だ “プレミア史上最高”の日本人選手は

レスター時代の岡崎 photo/Getty Images

技術では香川らが上かもしれないが……

プレミアリーグでプレイした日本人選手の中で最も活躍したのは誰だろうか。

プレミアリーグはフィジカルバトルが激しいこともあり、やや日本人選手が苦戦してきたリーグでもある。成功を収めた選手は多くないが、その中でもNo.1の成功者を選ぶなら誰になるのか。

英『GIVE ME SPORT』は国籍ごとにプレミアリーグで最も成功した選手を選んでいるのだが、日本人選手ではレスター・シティでプレミアリーグ制覇を成し遂げたFW岡崎慎司が選ばれた。
他の候補としては今もサウサンプトンでプレイするDF吉田麻也、ボルトンでプレイした元日本代表MF中田英寿、名門マンチェスター・ユナイテッドでプレミア制覇を経験したMF香川真司などが挙げられる。それでも、岡崎ほどチームの中心選手としてプレミア制覇に絡んだ日本人選手はいないだろう。

「才能という面では香川真司や中田英寿の方が岡崎慎司より優れている。しかし、岡崎は休むことなくハードワークを続け、リーグ制覇を達成したシーズンで重要な5つのゴールを決めた」

同メディアはこのように岡崎を紹介している。実際に足下の技術や創造性の部分では香川や中田の方が優れていると言えるが、2人に岡崎と同じ仕事はこなせない。守備では相手を追い回し、攻撃では泥臭くゴールを狙っていく。これは岡崎にしかできない特別な技だ。

ニューカッスル戦でオーバーヘッドシュートを決めるなど、びっくり箱のようなプレイを見せてくれるのも岡崎の魅力と言えよう。ワールドクラスのタレントが溢れるプレミアリーグで、岡崎ほどのインパクトを残す日本人選手は今後しばらく現れないかもしれない。

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